■ 中国自動車道ではなく山陽自動車道で
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朝、5時半前に目が覚める。
今日は舞鶴から北九州まで帰る予定だが、気になるのは雨。昨日の天気予報では西日本全体が雨とのことだったが、朝起きて再度確認すると雨足が強いのは近畿地方だけの様子。 |
さっそく荷支度をして相棒と合流後にチェックアウトする。向こうに見えるのは舞鶴港。今は雨が止んでいるが、いつ降り出すのかわからないので当然合羽を着込んで出発する。 |
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舞鶴から北九州まで約620キロ。北九州から北海道へのツーリングで一番の壁は舞鶴までの距離。関西だと舞鶴まで近いので羨ましいよ。実際に北海道では関西圏のバイクが目立っていたからね。 |
舞鶴西インターチェンジから舞鶴自動車道へ。雨足が強くなってきた。雨の日はとにかく慎重に運転しなければ・・・。 |
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舞鶴から南下して丹波篠山市に入ったあたりで雨がますます強くなってきた。空の見た目以上に雨の勢いが凄い。クルマでも嫌なのにバイクでこの雨の中を走るのはマゾとしか思えない。とにかく慎重にバイクを走らせる。 |
道の駅「丹波おばあちゃんの里」の案内板が出てきた。一昨日のツーリングでここに立ち寄った。今日は雨だし1時間でも早く北九州に帰りたいので当然パス。ちなみにETC2.0だと乗り直し料金据え置きらしいが、未だにETC2.0の恩恵を受けたことがない。(ボクのバイクはETC2.0対応) |
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吉川ジャンクションへ。若干雨が収まってきた。帰るだけとはいえ、雨が止んでいるほうが100倍いいよ。世の中、雨が好きな人なんているのかね? |
中国自動車道へ入る。広島までまだ329キロ。遠いなあ。北九州はさらに+200キロ。遠いなあ(笑) |
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途中、山陽自動車道との分岐へ。いつもはそのまま中国自動車道を走るが、今回は山陽自動車道で北九州へ戻ることにした。舞鶴から山陽自動車道に出るにはこの播磨道を通るらしいが別料金というのがちょっと気に入らない。 |
播磨道を抜けて山陽自動車道と合流する。あとは道なりでひたすら西へ。ちなみに案内板が右側車線にあるのは初めて見た。 |
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今回は舞鶴から北九州に帰るルートで初めて山陽自動車道を選んでみた。山陽自動車道を選んだ理由は・・・
・距離が短い ⇒ 中国自動車道より30キロ短い
・トンネルが多くて直線が多い ⇒ 中国自動車道はカーブが多くて雨の日は嫌
・SAが充実している ⇒ 中国自動車道は少数で小規模。雨だと休憩が多くなる
・海側のほうが天気がいい ⇒ 中国自動車道は中国山地の中を走るので天候が不安定
・それほど混雑していない(事前情報) ⇒ 中国自動車道と差は出にくい
こうやってみると圧倒的に山陽自動車道が有利だ。(混雑の差だけなんよね)
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9時ちょうど、吉備サービスエリアに到着。 |
岡山といえばピオーネ。ピオーネソフトクリームで一時の涼を得る。こちらは朝とはいえ暑いからね。 |
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そしてピオーネ大福。食べるとピオーネが1粒皮ごと入っていた。皮がなければいい味になると思うが、大福はやはりイチゴのほうが合う。 |
岡山といえば「大手まんぢゅう」。ボクが最も好きな土産品なので買って帰ろう。北海道ツーリングなのに北海道の土産は何も買わなくてなぜか岡山で・・・(笑) |
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岡山らしく「ぶどう」と「もも」の産直。ピオーネ1房が1800円で売っていたが相当高い。ぶどうはまだ時期外れだと思うけどね。 |
再び山陽自動車道へ。倉敷ジャンクションから四国に出ることができるが、当然通過する。 |
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広島県へ。太陽がいい感じに隠れているので高速だと気持ちいいよ。 |
そして福山サービスエリアへ。舞鶴~北九州間のちょうど半分がこのサービスエリア。空は青空が広がってきたし、もう合羽は要らないかな。 |
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福山はこれといった特徴がなく(失礼)、土産コーナーも岡山や広島、四国など他地域の名産品が多い。広島県は広島市をはじめ、宮島や尾道などが有名でそちらに目がいってしまう。そういう意味では我が故郷の愛媛県新居浜市も同じで、県内だと松山市や今治市、宇和島市のほうが知名度が高いからね。 |
さらに走っていこう。しまなみ海道の案内が出てきた。このしまなみ海道は未だに山陽自動車道と直接繋がっていない。尾道ジャンクションとはいつになったら繋がるんだ? |
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グングン走って広島まで戻ってきた。北九州まであと200キロ!かなり近くなってきたぞ。 |
宮島サービスエリアで一旦休憩しよう。時間はちょうど12時。 |
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吉備サービスエリア~福山サービスエリア~宮島サービスエリアと移動してきた。中国自動車道と比べると直線ルートが多い山陽自動車道はやっぱり早い。 |
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ちょうど昼なのでフードコートは満席。他の飲食店もコロナ関係で閉店となっていて食事難民に。早めに宮島サービスエリアを退散して北九州を目指そう。 |
とうとう山口県に入った!本州の最後まで戻って来たぞ。 |
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周南に入って雨がパラついてきた。天気は持つのか若干心配だ。 |
そして山口ジャンクションへ。ここから先は中国自動車道になる。 |
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美東サービスエリアへ到着。 |
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美東サービスエリアの美東ちゃんぽん。往路で食べれなかったので今回はこれ一択。ここのチャンポンは年間20万食出るらしく、かなりのヒットメニュー。山口から北九州に帰る際、2回に1回はこのチャンポンを食べている気がする。 |
美東を出て北九州までは残り64キロ。あと少しだ。 |
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関門海峡まで残り10キロになったときに急に雨が降り出してきた。やばいぞ。 |
雨が凄まじい勢いで降ってきた。実は完全に油断して合羽を着ていなかったので急いで走り抜けようとするが、時すでに遅し。 |
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スコール状態に。壇ノ浦パーキングは目の前だったが、完全にずぶ濡れ・・・。 |
壇ノ浦パーキングへ到着したが、雨があまりに凄いので早くやり過ごそう。 |
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雨雲レーダーを確認すると下関一帯だけ大雨状態。失敗! |
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2020年7月25日(土)15時28分、壇ノ浦パーキングにて。凄まじい豪雨が10分ほど続いたあとに雨は完全に止んだ。最後の最後で雨にやられたけど、舞鶴から無事に帰ってくることができた。これで今回の北海道ツーリングはおしまい。最後は恒例のエピローグでまとめたい。 |
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宮島サービスエリアから北九州まで。長旅お疲れさまでした。 |