Ninja250Rで東北ツーリングに行ってきました(秋田〜仙北〜八幡平〜十和田湖〜弘前〜青森)

<Ninja250rで行く長距離ツーリング12>

本日のルート



4/30(月)

■ホテル出発に手間取る

今日も4時半に起床する。

起きて外を見ると、空はまだ薄暗いが快晴。昨日に続いて最高のツーリングになりそうだ。


雲ひとつない快晴!

ウェザーニュースで全国の天気予報を確認すると西日本は全般的に曇り一時雨(もしくは雨一時曇り)になっていて、北日本のみ晴れ。これでボクの雨男の汚名は返上されたと思う。ただ、週間天気予報を見ると5/3から微妙に天気が崩れているのが気になる。予報が外れて最後まで晴天が続いて欲しい。

ちなみに沖縄はゴールデンウィーク初日から雨が続いていて、ちょっと残念な感じ。沖縄は去年のゴールデンウィークもずっと天気が悪かったと記憶する。


これで雨男の汚名は完全に返上された!

天気を確認した後は早々に荷物をまとめてチェックアウトする。今回宿泊したホテルは駐車場が有料なのだが、宿泊客は無料チケットをもらえるので、フロントでチェックアウトした際に無料チケットをもらう。その後、Ninjaを出して改札機に無料チケットを通そうとすると、なんとチケットを通す箇所にカギがかかっているではないか!

ん?これじゃ改札を空けてもらえないのでは・・・と、すぐさまインターフォンでフロントを呼び出すが、状況を説明しても訳のわからない回答が返ってきて、結局、またホテルのフロントまで戻って再度状況を説明してNinjaを別の出口から出してもらった。ホテル併設のスーパー銭湯は6時から開始なので改札機が閉まっていたのだと思うが、宿泊客が早朝にチェックアウトするときは一体どうするのだろうか。朝からいきなり疲れた。


■電波が届かない!

まずは最初の目的地の八幡平(はちまんたい)に向かう。秋田市から仙北市に向かう途中、山中に入ったせいか少し冷えてきた。途中、電子温度計は6℃と表示。一応、冬用ジャケット/ズボンを着ているので6℃ぐらいだと上半身/下半身はちっとも寒くないのだが、首周りは何もガードしていないので、ネックウォーマーを取り出して装着しておく。念を入れてネックウォーマーを持ってきておいて良かった。これがあると全然違うのだ。

国道341号に入り、玉川ダムに着いた頃、スマートフォンの電波状態が×になっていることに気づく。どうやらこの辺りは携帯の電波が届かないようだ。ソフトバンクならよくあることだが、天下のauが電波未受信になったのは初めての事と記憶する。

ただ、GPSは問題なく受信していた。そうか、GPSと携帯電波は別物だった。でも地図情報は携帯電波からダウンロードしていたのでは?と思い、先を進んでいくと地図は問題なく更新されていた。なぜだろう・・・。


ここで事故ったらさあ大変。誰にも連絡できないぞ。防犯的にもよろしくないな〜


さらに国道341号を進んでいくと雪景色に変わる。寒いはずだ。川沿いの景色が素晴らしいが、こんな人気のない場所に長居しているとクマでも出てきそうなので、写真を撮った後は早々に立ち去る。


たまに路面に雪が落ちているので要注意だ!


■山中の国道

今回の東北ツーリングの目玉のひとつは八幡平アスピーテラインを走ること。雪の回廊として有名なところで早くそこを走りたい!と思いながら進んでいくと、そのうち峠道になる。その道を囲んでいる山々は大量の雪が積もっており、今にも雪崩が起きそうな気配。これ、怖いね・・・。雪崩防止のネットが所々に置かれているが、あれは効くのだろうか。周りにはクルマもまったく通っていないし、先に進むたびに目の前の雪の量に圧倒されてしまう。ここはかなり危険なところではないだろうか。

既に九州に降る雪の量とはレベルが違うことに気づく。5月目前でこの雪の量だと完全に雪融けするのは一体いつなんだろう。


八幡平アスピーテライン手前の国道341号は走っていて気持ちいい〜とは思えなかった。とにかく雪が怖い


4月30日の景色とは思えない・・・


■八幡平アスピーテライン

雪崩の恐怖を感じながらようやく八幡平アスピーテラインの入口に到着。入口前の休憩所には既に何台かクルマが停まっている。八幡平アスピーテラインは夜間路面凍結の恐れがあるため、通行可能時間は8時半から。今は8時20分。あと10分待つ間に写真を撮ろうと三脚を構えていたら、既にクルマやバイクが何台もアスピーテラインを入っていった。どうやら通行時間は目安だったようだ。


ビーナスラインや志賀草津道路と並ぶワインディングロード。九州だとミルクロードかな。


■雪の回廊

八幡平アスピーテラインに入ると頂上まではひたすら登り道。最初はそれほどではなかった道沿いの雪がそのうちに壁のように高くなってきた。西日本の道路では絶対に見られない光景。どこで写真を撮っても絵になるなあ。


雪の壁が延々と続く


この雪の壁は何メートルだ?


路面以外は雪一色!

写真を撮っていたら、還暦近い夫婦に話しかけられる。どうやら「北九州」ナンバーが目に付いたようで、北九州からここまで良く来たねぇと驚いていた。この夫婦、横浜に住んでいるらしく、去年もこの時期にここに来たらしいが、そのときは霧が凄くて数メートル先が見えなくて大変だったらしい。雪崩のことを話すと、「こういった天気の良い日は雪融けが進んで結構起きやすいから気をつけて」とのアドバイスを頂いたが、どう気をつけるのだろうと心の中で呟いていた・・・。


見返峠にて。八幡の読み方は「やはた」と「はちまん」の2つあるが、北九州だと「やはた」


9時。晴れているので気持ちよい風が吹いていた

ようやく頂上の見返峠に到着。見返峠にNinjaを置いて景色を満喫したあとは土産店に行ってみる。土産店で使用している電気は自家発電らしく結構頻繁に停電していた。土産物を物色後、再びNinjaに乗り込んで先に進むと、すぐに作業員に止められる。どうやら、この先の道路で雪崩が起きて通行止めになったらしい!ひえ〜、やっぱ雪崩が起きた!!ということで、このまま入口まで引き返さざるをえない状況に。ふりだしに戻されてしまった。


■道の駅「かづの」

八幡平アスピーテラインで岩手に渡る予定だったが、通行止めになってしまったので、再び国道341号に戻り鹿角市に向かう。見通しのよい道路になったとき、対向車のバイクがパッシング。もしかしてまたネズミ捕りか!と注意深く観察していると、やっぱりいた。ボクのバイクを何やら変な機械を持ってずっと監視していた。昨日の今日なので速度は抑えていたが、対向車のバイクに感謝。幹線道路で罠をしかけるより、もっとやるべき事があるんちゃうんかね。暴走しているクルマや煽るクルマを積極的に取り締まって欲しい。

そのうちに道の駅「かづの」に入る。ここでは2人(若い人と年配の人)に話しかけられた。遠方に来れば来るほどナンバープレートが目立つので話掛けられる回数が多くなる。これは素直に嬉しい。遠くから来た役得やね。


鹿の角と書いて「かづの」と読むらしい

若い人は地元がこの近く(十和田湖周辺とか言っていた)の方で、下北半島の菜の花が綺麗なことと、十和田湖周辺の道はガタガタで悪いので気をつけて、との情報を頂いた。あと、福岡には友達がいるので遊びに行きたいとも言ってたな。

もう一人の年配の人は、東北弁で「若いうちにしかできん素晴らしいことやから頑張れ〜」みたいなエールを頂いた。

さて、腹が微妙に減ってきたのでここで昼食を取ることにする。昼食は特に東北らしくはないラーメン。腹の不調が未だに引きずっていて、大食漢のボクがラーメン1杯しか頼まないなんて・・・(T_T)


500円という安さながら普通にウマかった醤油ラーメン


■十和田湖の「発荷峠」にて

道の駅「かずの」から国道103号で十和田湖に向かう。十和田湖といえば水深が300メートル以上ある日本で一番深い湖。そしてその神秘的な景色は有名で、ぜひ一度見ておきたかった。

十和田湖が見える国道103号は標高の高いところにあり、段々と下の方から十和田湖が見えてきた。高いところから見る湖はまた絶景で、評判通りの美しい湖。そして十和田湖が一番綺麗に見える発荷峠に到着する。

峠の上には展望台が用意されていたので、休憩所にNinjaを置いて近くの展望台で写真を撮ろうと歩いていたところ、峠を猛スピードで降りてくるバイクの集団が目に入る。

その集団の先頭ライダーが発荷峠の急カーブでブレーキをかけた瞬間、キーーーーーーガシャン!!!!!という凄まじい音。(ぶつかるところまではみていないので想像だが) かなり凄まじい音だったので、休憩所にいる人たちは大騒ぎ。ボクも一瞬何が起こったのかわからないぐらいだった。

そのライダー、意識はあるが身体は動かせない様子。そのうち救急車と警察が到着し、警察が交通整理を始めだした。周りの話を聞いていると、どうやら下りカーブの手前の路面に小さな窪みができていて、それが原因で転倒したようだった。(道の駅「かづの」の若い方が言っていたとおり、十和田湖周辺の道は悪いようだ。気をつけないと) バイクで事故をしたときの恐ろしさを再認識した。


発荷峠の展望台からみる十和田湖。神秘的で美しい・・・


峠を降りた先にて。本当に神秘的で湖周辺にいると不思議な空間にいるようだ・・・


■弘前公園に向かう

発荷峠を下りて十和田湖を回るように国道454号〜国道102号を走る。しかしこの道路、道は悪いし木が覆い茂っているせいで薄暗い。まるで火曜サスペンスに出てきそうな感じの雰囲気。(そういや、十和田湖ってサスペンスドラマでも結構出てくるイメージがあるのだが・・・)

十和田湖観光も終え、多少時間が余ったので当初予定していなかった弘前公園に向かうことにする。弘前公園といえば東北有数の桜の名所。せっかく青森県まで来たのだから是非とも行っておきたい。

国道102号をひたすら北上。国道沿いの道の駅「虹の湖」で少しだけ休憩して弘前公園に急ぐ。


道の駅「虹の湖」の案内看板。画像をクリックすると拡大表示します。

弘前公園に到着する。しかし公園前は大渋滞。ここは有名な桜の名所で、しかも市街地にある公園だから渋滞するのは当たり前。こんな事はここに来る前からわかっていたことなので、強引にどこかバイクのおける場所を探して公園を回る。すると、弘前市役所の前の駐輪場にバイクが数台停まっていたので、ボクもそこにNinjaを置いて弘前公園の中に入る。


左の弘前市役所に強引に駐輪しました。すみません・・・

弘前公園の中は桜で満開。弘前城の手前で三脚を立てて写真を撮っていると、三脚横にある桜の写真を撮ろうとしている年配に人がいたので、思わず「おっと、すみません」と一言詫びたら、「う〜ん、この桜を綺麗に撮りたいが、向こうの人の持ち物が邪魔だなあ」と呟いていたので、「あ、確かにあれは邪魔ですね」と思わず相槌を打ってしまった。

すると、ボクに一眼を差し出して「どうすればこう、綺麗に撮れますかね?」と質問されたので、「う〜ん、ボクは素人だからよくわからないです」と応えたら、「写真って難しいよね。最近始めたんだけど、難しくて・・・」と言われて、そのあと雑談が始まった。

その方は札幌の人で5年ぐらい前からこの時期に弘前公園に来たかったが、タイミングが合わずずっと来れなくて、今年ようやくここに来れたことを話してくれた。ボクが北九州出身というと、北九州というと○○○か。と言われ、「そうです。その関係会社です」との内容で更に会話が弾む。ボクが去年北海道に行って、静内の桜を見に行ったことを話したり、その方はこの後、五所川原の桜を見に行く等、ますます話が盛り上がってきた頃、その人の奥さんがやってきて、「こうやって出会ったのも何かの縁よ」と言われ、アイスクリームまで頂いてしまった。

そう、遠い土地で初めて会った人と楽しい会話ができる・・・。ツーリングという趣味が本当に素晴らしいものだというのを感じた瞬間だった。


この先は弘前城。弘前公園は東北屈指の桜の名所


■ホテル到着、夕食は・・・

弘前公園をあとにして、国道7号で青森市に向かう。片側一車線の道路は渋滞が激しく、弘前を出てから青森市内に到着するまでにクタクタになってしまった。今日は青森市内にある「スーパーホテル青森」に宿泊。チェックインして部屋に荷物を置いた後、腹が減ったので夕食を求めて外に出る。

青森って言えばりんご以外に何かあるのかな、と郷土料理の店を探すが目ぼしい店は見当たらず、結局、青森らしからぬウナギの店「うなぎ茶扇」というところに入る。

店内は客が誰もいなくてシーンとしていたので、うな丼を静かに注文。うな丼が出てくるのを待つ間、テレビで天気予報が流れていたので天気予報を確認すると、どうやら5/3〜4の東北地方は全体的に大雨になるらしい。せっかくここまで順調に来ているのに、もう少し天気が持ってくれ〜と心の中で叫んでしまった。

ちなみに出てきたうな丼は普通に美味しかった。


青森の名物といえばうな丼・・・でしたっけ?

うな丼は美味しかったけど、少し物足りなかったのでコンビニに寄って、おにぎりとあんこ餅を購入。あんこ餅をみると「工藤パン」という聞いたことがないメーカー。もしかしてこの工藤パンは青森のメーカー?もしそうならあんこ餅が東北に来て初めて食べた名物になるかも・・・。(昨日、ずんだ柿を食べたか)



この後は静かに睡眠。明日は青森市から下北半島に向かって恐山、大間崎を目指す。そのあとはぐるっと引き返して盛岡市で宿泊予定だ。

今日もとても充実した1日だったけど5/3からの天気が心配。予報ではかなりの大雨になるとの事らしい。ツーリングは天気がすべて。天気予報が良い方に外れることを祈る。このまま5/3〜の天気が変わらないようならツーリングを早めに切り上げる選択肢も視野に入れておく。

戻ります