Ninja250Rで四国ツーリング2に行ってきました(1日目)

<Ninja250rで行く長距離ツーリング7>

本日のルート




7/15(金)

■松山観光港へ到着

4時半に目が覚めて身支度をはじめる。
となりのおっさんのイビキが微妙にうるさかったせいか睡眠が浅い気がする。
松山観光港到着のアナウンスが流れたので布団を畳んで早々に部屋を出る。

船内のハッチから外を覗くと、空は明るくなっていて天気は良好。
去年の10月に来たときはまだ暗かったと記憶する。ツーリングは少しでも日が長いほうがよい。
まずは国道33号線から四国カルストに向かう。いざ出発!


雲ひとつない快晴!北海道のときはこんな天気、なかったなあ


■道の駅「みかわ」にて

松山観光港から国道33号線に入り、途中の電子掲示板で気になる2つの情報が。

1つはこれから越える三坂峠の気温が18℃との情報。
薄い長袖で大丈夫かなぁと心配したとき、「あ!今着ている赤いシャツしかなかったかも!」ということに気づいてしまった。そう、下着はいっぱい持ってきたんだけど、長袖のシャツを持ってくるのを忘れてしまったようだ。チェックシートにまた追加しとかないと・・・。(-_-;) 
(毎日洗濯すればいいやろ)

もう1つは、石鎚スカイラインが土砂崩れで片側交互通行になっているとのこと。
通行止めではないのでそれほど気にかける必要はないが、気掛かりなことには違いない。

そんなことを思いながら三坂峠を迎える。予想どおり少し肌寒いが、耐えれないほどではないので淡々を峠を越える。去年も思ったけど、この三坂峠に景観スポットがないのが本当に残念だ。途中途中で見える松山の景色が素晴らしいだけにもったいない!

三坂峠を越えたあと、フェリーで一緒だった筑豊の方を道路脇で発見!向こうもボクに気づいたようで、そのまま会釈して通り過ぎる。服を出して重ね着しているように見えた。ボクの場合は重ね着しようにも重ねられるものは合羽しかないのでガマンして進むしかない。

寒くなってきたので休憩を兼ねて道の駅「みかわ」というところで最初の休憩を取る。そのあとに続いて筑豊の方もやって来る。すぐ後ろまで追いついていたようだ。

開口一番「山は寒い」の会話から始まる。そう、寒いのは当然で周りは完全に霧に覆われている。松山市内は青空が広がっていたのに、ここまで来ると空は真っ白。空は白いけど視界が悪くないのが救いだ。

ボクがこれから国道440号線経由で四国カルストに向かうことを話すと、「確か440号は道が悪かった気がするけど、大丈夫ですか?」と心配されてしまった。基本的にオンロードであれば大丈夫との事を伝えて、互いの無事を祈りそのまま再出発した。


筑豊の方のバイクは大型ビッグスクーター。リアボックスまであって荷物の積載量が羨ましい


■四国カルストへ

国道33号線から四国カルストへ向かう。国道440号線は多少の走りにくいところはあったが、それほど酷い道ではなくグイグイと山を登りながら何とか地芳峠に到着。四国カルストへ向かう道はどこだろうと気を配っていると、「大野ヶ原方面、四国カルスト」という看板があったので、そこからカルストに向かう。

山を更に登っていくと絶景ポイントが広がってきた。雲が自分より下に見える。景色は深い緑から淡い緑に変わり、淡い緑の中に白い点が多数。空は青と白、地上とのコントラストが素晴らしい。早朝早いこともあってかクルマもまったく見かけず、この景色をボクだけが独占しているような錯覚に捉われる。

山には牛も多数見かける。1頭くらいもらっていってもわからないんじゃないかな。(笑)
Ninjaの後ろに背負っていきたいところだったが、今回は諦めた。

景色を堪能した後、Ninjaを進めると途中で分岐点が。片方は野村町方面、片方は檮原方面。野村町ってどこだっけと思いツーリングマップルを広げると、道を逆に来ていることが判明!ボクが行きたかったのは石鎚側の四国カルストなのだが、その逆側に向かっていたようだ。直ぐに地芳峠に引き返す。10キロぐらいの後戻りだったが、四国カルストを全部見るという点では、反対側に来れたことも良かったのかも。

しかしこの方向音痴という病気は治らない。この病気は(多分)治らないので機械に頼るしかない。スマホのナビも田舎に来ると精度がガタ落ちするし、日光直下では液晶モニターが見難いし、改善点が多い。あと何年かすればスマホでも日本全国の位置情報を正確に測定することが可能になるだろうから、それまで待ってみるか。


牛とNinja。柵が低いので牛ではなくトラだったら今頃ボクは生きてはないと思う


■四国カルスト(後半)へ

地芳峠に戻って今度こそ石鎚側の四国カルストに入る。道を進めていくと、さっきとは違って本当のカルストっぽい景色になってきた。さっきのカルスト(南予側)も素晴らしい景色だったけど、カルストという点では東予側のほうがよりカルストっぽい景色だ。

台地に風車が回り、草原には牛や馬が多数在籍している。牛や馬は草食動物なのでおとなしいイメージがあるが、闘争とか派閥争いとかあるんだろうか。人間の世界はとても醜いので(笑)、純粋な動物を見ていると心が洗われる気がする。(ボクも人並みに世間に揉まれて黒いものも多少溜まってきているので、命の洗濯はしっかりとしておかないと・・・)

こんな景色の中をバイクで走れるのは最高の贅沢だと思う。平日で人も少ないし、わざわざ休みを取って早めに連休にした甲斐があった。


風車が回り、草原は牛や馬が戯れている


■国道439号線に入る

四国カルストで癒されたあと、高知県道48号線から国道439号線に入る。

四国カルストのすぐ近くの県道、国道だけど両方とも険道、酷道と呼ばれるに相応しい道をしている。特に県道48号線は道に石や枝が多数落ちていて、その上、ひたすら下りなので神経を使いながら国道439号に入る。地図だけを見ると立派な国道のような気がするけど、実際は1.5車線が続く険しい国道。江戸時代と比べると立派な道なのだが、クルマが通る道としてはちょっと辛い。


上の道は高知県道48号線。下は四国屈指の酷道で有名な国道439号線。別名「与作」


■時間規制による通行止め

国道439号線を走っていると途中で工事作業員に止められる。
何事だろうと説明を聞くと、ガードレールの工事のため1時間に10分しか通行できないとの説明を受けてびっくり!ん、次の通行可能時間は10時50分から11時00分まで。時計を確認すると10時20分。30分も待たないといけないことにがっくりする。

クルマは前に1台だけだったが、時間が経つにつれて後ろもつかえて来た。クルマから降りてきたおばさんに、「お兄ちゃん、こっちの日陰にいないと熱中症になるよ」と言われたので速やかに日陰に移動する。四国カルストはちょうど良い気温だったけど、下に降りてNinjaが止まってしまうと本当に暑いことを認識する。近くに自販機らしきものはないし、日陰に待避しておかないと本当に熱中症になりかねない。

周りの人に「バイクも日陰に休ませないと熱中症になるよ」とからかわれたので、「ボクのNinjaは熱に強いので大丈夫ですよ」と返答した。雪にも強いけどね(笑)


国道3号で1時間に10分通行にしたら経済に大影響を与えてしまうだろう・・・。田舎だから出来る芸当


■石鎚スカイラインへ向かう

ようやく通行止めが解除されて再びNinjaを進める。当初、国道439号線をずっと進んで石鎚スカイラインに入る予定だったが、また似たような通行止めがあると大幅に時間を食ってしまうので、国道33号線経由で石鎚スカイラインに入ることにした。

国道439号線から国道33号線へ。さっきまで対面を走っていた道を逆戻りして石鎚スカイラインに入る。この頃、ガソリンスタンドがまったくないことが気になっていた。Ninjaは燃費がいいので多分家に帰るまでは十分ガソリンは持つと思うが、ガソリンの残量を気にしだすと寄り道もできなくなるので、できれば早めに給油したい。松山についたときのトリップメーターは100キロちょい。(トリップメーターは給油したときにリセットする) 小倉で給油しておけばよかったかな。

面河渓に来るまでにガソリンスタンドらしき店が2店あったが、いずれも無人(セルフではない)で、両方ともガソリンスタンドが閉店しているようだったので、結局ガソリンを入れれず終いになってしまった。なので、石鎚スカイラインに立ち寄る前に寄り道したかった面河渓に立ち寄ることを断念。石鎚スカイラインにガソリンスタンドがあるとは到底思えないし、しょうがないか。


ツーリングマップルには面河渓は絶景とあったのでかなり残念


■土小屋にて

さらに道を進めて石鎚スカイライン手前の休憩スポット「土小屋」に到着。あたりはクルマが多数停車していて気になっていたが、どうやら石鎚山に登山する人がここにクルマを停めて山登りをするらしい。ここには土産販売と食堂が兼用されている1店舗があるだけで、その他目ぼしいところはないようだ。

店に入ると土産物や飲食物が並んでいたが、飲食物の値段にびっくり。あまり美味しそうではない饅頭が1つ150円。た、高い。喉が渇いたのでペットボトル(500ミリ)のお茶を買おうとしたら1本200円。高い!典型的な観光地価格で買うのを諦めた。さっき手前で買ったお茶をシートバッグに入れておいて良かった。自販機まで店と同じ値段にしてあった。

その後、石鎚スカイラインに向かおうとすると、またもや通行制限の看板が!21キロ先のトンネル工事のために通行可能時間は1時間半に10分のみ。今は12時半。昼休みの13時までは通行可能時間で、次の通行可能時間は14時20分から10分だけ。よし、14時20分到着を目標にしよう。




■霧の中の石鎚スカイライン

石鎚スカイラインに入ると霧が多くなってきた。ここは標高1500メートル以上のところ。霧というか雲というか、さっきとは打って変わって涼しくなる。たまにクルマが停車していて、山草の確認している人を見かける。なんか別世界を走っているような感覚になる。バイクの姿はまったく見かけない。

道を進めていくと森林から脱出した先に飲食店を1軒発見。そういや昼飯も食べずにやってきたので腹が減っていることに気づき、店に入ってみた。店周辺も霧が立ち込めていて周りの景色は真っ白だ。


霧の中の石鎚スカイライン


■山荘しらさ

店内はこじんまりとした小奇麗な作りをしている。宿泊施設も兼ねているようで雰囲気はとってもGOOD!感じのいい店員(男性)に迎えられ、メニューを見てカツカレー(サラダ付き、大盛無料で1050円)を注文する。

店員の話から、この辺りは霧が凄いけど先の更に標高が高いところは霧が少ないという情報をいただいた。いつもこんなに霧が凄いのかを聞いてみると、夏は比較的に霧が多いという回答だった。標高が低いほうに霧が多いのは不思議な感じがする。

カツカレーが出てきたとき、今度は奥さんらしき女性の店員に話しかけられる。「どこから来たんですか?」と聞かれたので「北九州。実家はそこの四国中央市(旧土居町)だけど、愛媛は小学3年生から高校まで9年いただけで、その後の人生は福岡で過ごしているので逆にこちらは全然わからない」と返答。

考えてみたら愛媛のことはあまり知らない。実家にはほとんど帰らない上に愛媛を離れて18年目。福岡で大学を卒業して就職して結婚までして今は北九州に住所がある。地元を知らないから今回、四国カルストに行ってみたり、地元近くの別子に行ったりしたかったのだと思う。心の故郷は多分、四国にあるんだろうなあ。

そのあとも店員の方と会話が弾み、楽しい時間を過ごすことが出来た。今度時間が出来たら是非ここに宿泊したいと思う。


店の雰囲気も良いし、店員の方もいい感じです


■石鎚スカイライン(後半)

「山荘しらさ」をあとにして瓶ヶ森に向かう。走り始めると直ぐに霧が晴れて青空が広がってきた。山をグングン登って最高地点に到着。四国カルストとは違う魅力溢れる道に心が(また)洗われる。クルマと対向することはなく、本当にのんびりしていて、ここにいると時間の流れを忘れるような気になる。ずっと写真撮影をしておきたかったが、通行可能時間が刻々と迫っていて早めに石鎚スカイラインを抜けないと更に1時間半待ち惚けになってしまう。


石鎚スカイラインに景観スポットがないのが残念!


■実家へ

石鎚スカイラインを抜けた途端、暑さと睡眠不足で疲れが出てきた。本当はこのあとに高知県大川村経由で別子に立ち寄って実家に帰る予定だったけど急遽予定を変更して、そのまま西条市経由で実家に帰ることにした。予定を簡単に変更できるのがソロツーリングの良いところ。

ガソリンは西条市内でようやく給油することが出来たが、結局Ninjaの給油ランプは点灯しないままだった。今日は別子に行けなかったので、明日早起きして別子経由で高知に入ろうと思う。


戻ります