Ninja250Rで山陰瀬戸内ツーリングに行ってきました(呉〜大崎下島〜大崎上島〜大久野島〜高梁〜新見)

<Ninja250rで行く長距離ツーリング13>

本日のルート



8/17(金)

■ 安芸灘とびしま海道を走る
今日は全国的に曇りが多いようだが、中国地方は晴れ一時曇り。ただし夕方にかけてにわか雨が多くなるとのことらしい。
6時にホテルを出発し、まずは下蒲刈島に向かう。安芸灘大橋有料道路を渡ったすぐ先にある展望台にNinjaを停める。橋を制限速度+α+αで渡っていると、後ろからものすごいスピードで追い抜きをかけられた。(軽自動車でじいさん) 島の人間というと比較的のんびりしている印象があるのだが、そうではないらしい。

安芸灘とびしま海道と呼ばれるこの一帯は7つの島が橋で繋がれていて、「裏しまなみ海道」とも言われている。一番端は愛媛県の関前村。離島間はフェリーも頻繁に出航していて、瀬戸内の島を堪能できそうだ。

関前村の岡村島から大三島や大崎上島への橋建設も計画されているらしいが計画は未定とのこと。今のご時世、橋で繋がることはなさそうだ。

もし、大三島まで橋で繋がると広島から愛媛に向かうルートもさらに便利になるだろう。

※ 画像をクリックすると看板を拡大表示します
安芸灘大橋を降りた先にて。何の広場かはわからないが、写真撮影の絶好ポイントだ。
下蒲刈大橋。最初の島(下蒲刈島)と2番目の島(上蒲刈島)を結ぶ橋。最初の安芸灘大橋以外はすべて通行料が無料となっている。

ただし安芸灘大橋の通行料は軽自動車以上で500円もしたので(バイクは126cc以上で500円) 最初にすべての橋料金を取られた気がするぐらい高かった。島に住む人間に割引制度がないと、とても街に出る気がしないぞ。
上蒲刈島からの景色。バイクで走っていると海の匂いをモロに感じることができる。海の匂い、風の音、ツーリングしていて至福のとき。これはバイクに乗っている人でないとわからない喜びだ。
上蒲刈島の県道から少し外れて「県民の浜」という施設に沿って走っていると、朝早くから釣りをしている人がいる。一体何が釣れるんだろうか。
海を見ても何がいるかはわからなかった。タイやヒラメが釣れるといいな。
次に上蒲刈島から豊島に渡る。
豊島を渡った先に展望台があったので歩いて登ってみると素晴らしい景色が広がっていた。向こうはさっきまでいた上蒲刈島。写真ではわからないが、かなり急で高い芝生を登ってきた。
豊島、大崎下島を越えて最端の岡村島へ。ここは愛媛県今治市になる。昔、小学生のときに関前村という離島の村があることを知って、県内にはそんな辺鄙な村もあるんだ、と思っていたけど、まさかそんな村に来ることになろうとは。
関前村の集落。ここから今治行きのフェリーが発着しているらしい。
島はずっとこんな感じの道が続く。漁業だけと思っていたけど、みかんの栽培も盛んで、道沿いにはみかんが多数なっていた。宇和島で見たみかんを運ぶキャリーのレールまで敷いていた。
大崎下島に再び戻り、小長港からフェリーで大崎上島に渡る。所要時間は15分。フェリーは結構頻繁に出ているようで、バイク込みで650円。フェリーを使うとツーリングしている気分が倍増する。

小長港にある売店は今日に限って閉店していた。
Ninjaをフェリーに乗せる。客室がないとても小さいフェリー。こんな小さな船は初めてだ。クルマ3台、バイク1台が乗船する。

乗船後、Ninjaに輪留めの類は一切なし。(輪留めは目の前に置かれていた) 船が揺れてNinjaがこけないのか心配。

さらにクルマで乗ってきた人はそのままクルマの中で待機している。どうやら甲板内にずっと居てもいいみたいだ。

フェリーが関前村にかかる橋を通過する。フェリーから見る海の景色はサイコー!Ninjaと一緒に海を見るのは初めてだ。
■ 大崎上島の神峰山にて
フェリーが大崎上島の明石港に到着する。ここ大崎上島は完全な離島。なので本州に戻るときもまたフェリーを使う必要がある。今回、ここに来たのは「神峰山」という絶景の展望台があると聞いてきたからだ。

島に到着後、ナビに案内されるまま、険しい道のりを経て山を登ってきた先には・・・
キター \(^o^)/ 向こうは大三島。空に白い雲が連なっていて何ともいえない素晴らしい景色が広がっている。しかもこの展望台には誰ひとりいないので、騒音もなくゆっくりと時間が過ぎる感じだ。こういう景色を肉眼で見ると本当に心を洗われる。この際、会社で付いた黒い心を洗い出しておこう。
■ 大久野島へ
大崎上島を後にして本州の竹原港へ。竹原港から数キロ先に忠海という港があり、ここから大久野島に向かうことができる。大久野島といえば悲しい歴史がある島で、戦時中は毒ガスを密かに製造していた島なのだ。

秘密を守るため、地図からも消された島としても有名。かつての毒ガス島は今やリゾート地に生まれ変わり、島内には多数のウサギが生息していることから、今はウサギ島とも呼ばれている。

今回のツーリングの目玉の一つで大久野島には足を運んでおきたい。
現在の時間は11時15分。運悪く、フェリー出航まで1時間近くある。しかも帰りのフェリーもタイミングが悪くて、ここに帰ってこれるのは14時半といったところ。

Ninjaで乗り込むことはできないので、港の駐車場に駐車しておく。

忠海港から大久野島までの所要時間は12分。乗り込む船はポンポン船に毛が生えた程度の船で、しかも大勢の観光客でごった返し。
大久野島に到着。到着した先は何もなくて寂しいところだなあ、と思っていたら、島の中心地まで1キロほど離れているらしい。中心地に向かうバスは既に満杯になったので、歩いて行こうと思ったけど、カンカン照りの中、歩いて行くのはきついので、後発のバスが出るまで10分ほど待つことにした。
バスが来るまでベンチで腰を掛けていると、早速ウサギを発見!人間によく懐いていて可愛らしい。
お、さらにいっぱい寄って来た。辺りはウサギだらけだ。ウサギ好きにはたまらない島だろう。ちなみにこの島には当然ペットの持ち込みは禁止されている。他の動物がいたら島のウサギの生態が脅かされるからだろう。
大久野島の案内看板。キャンプ場などの憩いの場と毒ガス資料館など、戦時中の負の遺産が混在する不思議な島。

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休暇村本館の前はリゾート地一色。この広場内でもウサギが縦横無尽に走り回っている。
キャンプ場は大勢の人で賑わっている。夏休みだし家族連れも多い。長袖を来たライダーの格好をした人なんてこの島ではボク一人しか見かけない。(-_-;)
リゾート地とは一転した施設の毒ガス資料館。中は撮影禁止で入場料は100円。狭い資料館だったが、毒ガスの恐ろしさと平和への訴えがよく伝わってきた。後世にこの歴史を伝えていかなければならない。
幹部用の防空壕らしい。権力者は昔の時代から自分達にとって都合のよいものしか作らない。今の政治家も輪をかけてひどいものだ。
ベンチには日陰でウサギがぐってりと寝ている。この暑さの中、こういうことをしたくなるのはウサギだって同じ。冬の寒さも辛いけど、夏の暑さも同じぐらい辛い。
さてと、大久野島も堪能したし、今度は北に向いて走ろう!
■竹原〜尾道〜福山〜井原〜高梁へ (県道33号〜山陽自動車道〜国道486号〜国道313号)
14時半に忠海港を出発して今度は広島を北上する。途中、尾道市の道の駅、「クロスロードみつぎ」というところで休憩。このペースだと今日は岡山北部の高梁や新見までが限界というところか。
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尾道から国道486号で岡山県井原市に向かう。この道路、福山市内に入ったあたりから渋滞が発生し、井原市に着くまでに結構時間がかかってしまった。しかも途中で夕立が激しくなり、合羽を着ずに走ったために結構濡れてしまった。(カメラさえ無事であればよし) でも暑さの中、少し恵みの雨になった気がする。
■吹屋地区へ
国道313号に入った途端に快走路になり、結構順調なペースで高梁市に入ったが、時間は既に17時を過ぎており、さらに吹屋地区に到着したときは18時前。

途中、ナビに導かれるまま道を進めていると、険道300号でえらい目に会い、引き返す羽目になってしまった。ナビには酷道、険道情報を登録するようにして欲しい。
吹屋地区はレトロな観光地になっているらしい。ただ、18時を過ぎたときにはすべての店は閉店していた。土産を買いたかったのに!

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吹屋小学校前にて。吹屋小学校といえばかなり有名なので、今更説明するまでもないと思うが、今年に入るまで日本最古の現役の小学校であった。今年の3月に閉校されたので構内には立ち入ることはできず手前の道路から写真撮影。既にライトアップされた校舎は凄い幻想的。写真を撮影していると、横の建物からピアノが聞こえてきてさらに神秘的になってきた。ちなみに明日、明後日は一般公開されるらしい。
■新見にて宿泊
今日は新見で宿泊することにした。

高梁、新見周辺でホテルを探すと1件しかホテルがヒットせず、宿泊先は「新見ビジネスシティホテル」というところ。じゃらんの評価が低い割りに宿泊料も高くて(6000円以上!)、散々だが、他にホテルがないのでしょうがない。
ホテルは予想通りかなり老朽化している。しかも部屋は喫煙しか空いておらず、タバコを吸わない人間にとっては苦痛な事この上ない。ホテルが古い上に喫煙ルームで散々だけど、バイクは車庫に駐車させてもらえたし、部屋はなぜかツインだし、まあいいか。
今日は昼に大久野島でアイスを食べただけなので腹が減ってきた。何かおいしいものでも食べたい・・・、と外に出て店を探してみるも古びた居酒屋ばかりでな〜んもなし。(>_<)

新見駅前まで行ったけど、暗くて寂れているし新見ってこんなに田舎やったのか。(後で人口を調べてみると3万人程度)

結局、ホテル横のスーパーにて半額シールが貼られた惣菜の売れ残りをゲットしてきた。これだけ買って飲み物2本まで付けて685円という破格さ!

ある意味、豪華な夕食になった。
今日も充実した1日だった。しかしツーリングをしていると時間が経つのがとても早く感じる。ボクの場合は基本的にスケジュールをギッシリ詰め込むので、今日の大久野島のように滞在時間が長くなってしまうと、後の予定がおしてしまう事が多い。でも時間が余ってしまうよりいいし、これだけツーリングを重ねていると時間の使い方も少しずつ上手になっているとは思うんだけど・・・(笑)

明日は蒜山高原、大山を回って、そのあとはどうするか、そのときに決めたい。帰りは多分、中国自動車道のどこかから高速に乗って北九州に帰る予定だ。

今日の走行距離:236km (本郷から三原久井まで高速利用)

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