Ninja250Rで北海道リベンジツーリングに行ってきました(知床〜羅臼〜中標津〜弟子屈〜阿寒湖〜帯広)

<Ninja250rで行く長距離ツーリング15>

本日のルート



9/11(水)

■ 知床横断道路を走る
朝5時に起床して外に出ると今日も快晴!夜は静かに眠ることができ・・・なかった。深夜2時ぐらいからヘリコプターが飛ぶような凄まじい轟音がずっと鳴り響いていたが、あれは一体何だったのだろうか?

早速、水場で顔と歯磨き(と、こっそり頭を濡らして。すみません)をして出発の準備をする。
このキャンプ場はテントが多かったけど皆、マナーは良くて、夜騒いでいる人はいなかった。意味不明の轟音さえなければ良かった。

テントを片付けているとすぐ近くのテントからオーストラリア人(イメージ)っぽい大柄な外人が出て来て、同じようにテントを片付け始める。

その後、バイクに荷物を積んでいると、オーストラリア人はボクに挨拶した後、颯爽と出発していった。さて、ボクも出発しよう!
知床野営場からすぐに知床横断道路に入って山を登っていると、「熊、出没注意!」の看板が目立つようになる。このあたりは本当に野生のヒグマが潜んでいるらしいが、注意といっても出会ってしまったらどうしようもない。鈴を付けておくとクマが音に警戒してこちらに近づかないらしいが、Ninjaに鈴をつけるとちょっと格好悪い。

さらに山を登っていくと熊ではなくエゾシカがいた。写真を撮っていると同じように後ろのクルマも写真を撮っていた。
知床横断道路をグングンと上っていく。この道路は一昨年のゴールデンウィークは路面凍結で通行止めになっていたと記憶する。北海道でも一番残雪がある場所で毎年6月まで雪が残っているらしいから、雪がない期間は1年の1/3ぐらいだろう。
知床峠にて。このアングルは結構有名。ちょうどここは斜里町と羅臼町の中間点になる。見事な快晴で写真映えも最高!

■ 道の駅「知床・らうす」にて
信州の志賀草津道路に似た知床峠を降りてきて、その先の道の駅「知床・らうす」に到着。
中に入ると、朝から営業している海産店のおやじが店頭に並んだカニをバリバリと裂き始めて、ボクにカニの足を渡して「食ってみな」と試食を進められる。いただいたカニの足を食べるとメチャメチャ美味い!「うまいね、これ!」と声を出してしまったせいか、怒涛の試食攻撃が始まる。
カニ味噌やウニの試食までさせられたせいで、帰るに帰りづらくなり、おやじの陰謀にハマってしまった。(笑) 小市民やなあ〜。
カニ2匹(おまけでホッケ)を2組購入。早朝サービスということで少し値引きしてもらったが送料まで含めると結構いい値段になった。それでも本州でカニを買うよりは遥かに安い。

1組は実家(愛媛)、もう1組は嫁の実家へクール宅急便で郵送。カニは花咲ガニとイバラガニで朝一で獲れた物がここに並んでいるとのこと。両方のカニとも羅臼や根室でしか獲れないとのことで、土産としては菓子よりずっといいと思う。カニなんて普段食べる機会がないからね〜。

■ 開陽台へ到着
道の駅を後にして標津町に入り、標津町から開陽台に向かう。途中、セイコーマート(コンビニ)で休憩していると、原付で「北海道一周中」と垂れ幕を飾っていた原付を見かけた。原付で北海道一周も大変だけど、どうせなら「日本一周」を目指して欲しい。原付二種なら日本一周する自信があるが、サラリーマンをやっていると時間的に無理だ。

開陽台に近づくにつれて見晴らしがよくなり、開陽台に到着。すでにバイクが数台停車していた。
開陽台展望台にて。ここも一昨年は天候のせいで断念した場所だ。高台から眺める景色はサイコーで「地球が丸くみえる」の言葉どおりだ。
向こうには牛が放牧されているが全頭が一斉に移動を始めた。北海道らしい豪快な光景。
若干、雲が出てきたのが気になる。かろうじて雲の隙間から青い空が見えるが、このまま悪化してもおかしくない雰囲気。この後、根室に出るか迷ったが、結局内陸部を進むことにした。空が青ければもっと素晴らしい景色になると思うのだが、ちょっと残念。

■ 摩周湖を屈斜路湖を巡る
開陽台から西に向かい、摩周湖手前の道の駅「摩周温泉」に到着。西に向かって走っていると天気が段々回復してきた。GOOD!
中に入ると「エゾシカバーガー」があったので頼んでみる。出来上がるまでに5分ほどかかるとのこと。その間に先に注文していた客が次々に商品を受け取りに来ていた。
エゾシカバーガー(400円)を食べてみると、味は可もなく不可もなくといった感じ。知床で見た鹿なのかはわからないが、微妙に牛肉とは違う気がしないでもない。しかし、肉をミンチにして味付けすれば大概は同じ味になる気がする。
さて、今日の宿はどうしよう・・・。このままホテルが見つからないようならどこか温泉にでも入ってまたキャンプするかだが、明日の午前中は雨の予報なのでできるだけホテルに泊まりたい。(ノートパソコンのバッテリーやカメラや携帯の充電も満タンにしておきたい) そう思ってスマホで宿を検索すると、昨日まったく空いていなかった帯広駅前のビジネスホテルが1件空いていた。しかも3800円。空きがなくならないうちにすぐに予約する。よし!これで宿については一件落着だ。
摩周温泉から道道52号で摩周湖第一展望台へ。(駐車料金有料でバイクは100円) 霧で有名な摩周湖だが、展望台から見える摩周湖はクッキリと湖が見えていた。去年、青森で見た十和田湖を彷彿させる。下に降りてみたかったが、地図を見ても場所がよくわからず断念した。(裏摩周湖展望台というのもあるらしい)
摩周湖を回って今度は屈斜路湖へ。このとき、会社のメンバーからショートメールが入っていたので進捗を確認するために電話する。(うちのメンバーは優秀なので心配はしていない) 皆、仕事をしているのにボクは1週間も休んで北海道を楽しんでいるので、若干申し訳ない気もするが・・・。

(しかし、それを言い出すといつまでたっても休めないので、どこかで割り切りは大切なのだ。限られたプライベートの時間を犠牲にするのは嫌なので。会社とはあくまでギブアンドテイクの関係を保つ。この意識だけは忘れないようにしている。人間関係も広い意味でいえば同じようなもの)

■ 2年4ヶ月振りに・・・
屈斜路湖を抜けて次は阿寒湖を目指す。一昨年、阿寒湖で表札を作ってもらったが、あれから家族(娘)が増えたのと、前の表札は玄関に出していたらカビだらけになってしまったので、また新しいのを作ってもらおう。
あった、あった。確かここだ。「北のサンタ」。前にNinjaを停めた場所と今回は全然違う場所に停めたので道がわからなくて、スマホでルート案内してもらう羽目になった。

表札は10分ほどで彫ってもらえる。字に申し分がないのは前回で証明済。
前回もこのお兄さんに彫ってもらった気がする。今回も丁寧に彫ってくれた。さすがに2年4ヶ月前のことは覚えていなかったが、また家族が増えたらここで彫ってもらおうと思う。

■ オンネトーから一気に帯広へ
天気が曇りがちでよくわからなかったが、時間を見ると既に15時を回っていたので帯広に向けて出発する。阿寒湖から帯広まではまだ120キロもある。(北海道の道は信号がなくて渋滞がないので時間は大体読めるが、やたら工事中で片側通行が多いので過信は禁物)

一昨年は知らなかったのだが、阿寒湖から帯広に向かう途中の通り道で「オンネトー」という有名な湖があって、そこに立ち寄ってみた。
ここで写真撮影をしていたらクルマから夫婦らしき人が出てきて、ボクのNinjaのナンバープレート「北九州」を見て話しかけてきた。その女性は昔、北九州の八幡東区に住んでいたらしい。(ボクは戸畑区。嫁の実家は八幡東区)

そういや遥か遠方の九州から北海道に来て走り回っているが、旅先の休憩で話しかけられたのは今日が初めて。北海道は日本全国のあらゆる地方からライダーが集まっているので、九州であってもさほど珍しくはないのかも知れない。実際、北九州よりさらに遠い熊本や宮崎、鹿児島ナンバーのバイクも結構見かけたし。東北ツーリングのときは休憩するたびに「九州からですか!」と驚かれていた。
オンネトーを後に走り続けて、阿寒湖と帯広の中間点の足寄(あしょろ)町までやってきた。ここに来るまでの道のりは一昨年走った道だったので何となく覚えていた。(一昨年は足寄町から阿寒湖に向けて走った) 道の駅「あしょろ銀河ホール21」に到着。
中には鉄道の模型が展示していた。銀河ホールという突拍子もない命名に由来するのだろうか。おっと、暗くなるまで時間がないので先を急ぐ。

■ 帯広市へ
夕日の北海道を快走しながら帯広に入ると急に混雑してきた。市街地に近づくにつれて渋滞が激しくなり、18時過ぎに宿泊先の「ホテル帯広パコ3」に到着。何?ここ、完全に歓楽街やん!ナビで案内してもらったが、一瞬間違いじゃないかと思ってしまった。
フロントでバイクの停める場所を聞くと、同じ系列の「ホテル帯広パコ」に停めることができるらしい。(一応、事前に電話してバイクを停車できる場所があることは聞いていた)助かった。こんな歓楽街の外に停めるわけにはいかないので。

Ninjaを停車したホテル帯広パコの方は結構立派な建物だった。そっちに泊まりたかったが空きがないのでしょうがない。
ホテル帯広パコ3に戻ってきてチェックインする。実は今日の部屋は喫煙ルームなのだ。(T_T)

タバコが死ぬほど嫌いなボクは普段なら絶対にNGだが、ホテルが空いていなかったから仕方がない。閑散期なのにビジネスホテルがほとんど取れないのは何かイベントがあるのか、それとも単純にホテルが少ないのか・・・。

ちなみにホテル帯広パコからホテル帯広パコ3までは500メートルぐらいあり、荷物を背負って歩いてきたのでめちゃめちゃ疲れた。まるで引越しで重い荷物を持たされているような気分だった。
さて、昨日からまともな食事をしていないので、どこかで夕食を取ることにする。そう、帯広をいえば豚丼、そして豚丼といえば元祖「ぱんちょう」。実はホテル帯広パコからすぐの場所にあるようなので早速行ってみる。
店内は結構混雑していて、相席で豚丼を注文して、しばし待つ。注文したのは「華。1250円」となめこ汁「200円」。出てきた豚丼を食べると・・・、炭火風でカルビ丼に近い味だった。まあ、美味しいとは思うが、感動するほどではないといった感じ。正直、一昨年食べた「ドライブインいとう」の豚丼の方が全然上。しかも味噌汁は普通の味噌汁で、これで200円はぼったくり過ぎだと思う。まあ、元祖を名乗る観光客向けの店なんてこんなものでしょう。
豚丼を食べたあと、コンビニで喫煙ルーム対策にマスクとのど飴を買って部屋に戻る。少しの間だけでもタバコの臭いがすごくて喉がやられそうだったので。

ジャケットや荷物にタバコの臭いが移らないか気にはなったが、明日に備えてノートパソコンと携帯電話とカメラの充電をしておく。そして久々に風呂に入って髭も剃れて大満足。(^_^) ようやく現代人の生活をすることができた。今日は本来、根室に行って釧路で1泊する予定だったが、天気の都合で帯広まで出てきたので、明日は十勝経由で洞爺湖に行きたいと思う。(最終日はどこに行くかが迷う。当初想定していたルートより1日前倒しになってしまったので) ただ、今は明日の天気が心配だ。

今日の走行距離:386km

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