Ninja250Rで北海道リベンジツーリングに行ってきました(小樽〜芦別〜富良野〜旭川〜士別〜苫前〜手塩〜稚内)

<Ninja250rで行く長距離ツーリング15>

本日のルート


小樽から三笠まで高速道路を利用しています

9/9(月)

■ まずは富良野へ行こう!
朝4:40に起床。北海道初日で興奮し過ぎたせいかあまり眠れなかった。部屋から外を確認すると天気予報どおりの快晴!(天気予報は早朝は曇りだったっけ?晴れであれば何でもいい)
北海道での晴れの時間は貴重。すぐに出発準備をしてホテルをチェックアウトする。バイク置き場はまだ駐車場全体にロープが張られていた。

Ninjaの横に停車していたバイクは岡山ナンバーの原付二種。原付二種でロングツーリングするのは楽しいと思うが、高速道路を利用できないので時間に余裕がある場合か、もしくは遠出しないことが条件になる。将来、退職したら原付二種で日本全国一周ツーリングを実行したい。
ルートは昨日直前で決めたとおり、最初に小樽から道央自動車道で富良野に向かう。朝の風が気持ち良い。3シーズン(春夏秋)ジャケットだが、思ったより寒くなくて一安心。気温が一番低い早朝の高速移動で問題ないので今後も大丈夫だろう。

高層ビルが立ち並ぶ札幌を越えた先の野幌PAで休憩。PAに併設されているコンビニは北海道名物の「セイコーマート」。やっぱりここは北海道。
岩見沢の先の三笠ICで高速を降りて道道116号へ。道道116号に入った途端、ナビが「低精度」モードになる。低精度モードなんて初めて聞いた。

北海道の道路はどこにでもスノーポールがあるが、一昨年来たときはこの意味がわからなかった。これを設置・維持するだけでも相当なメンテナンス費用がかかると思う。
道道116号から国道452号に折れる。いたるところで道路が工事中になっていて頻繁に片側一方通行で停車させられるが、しばらく走っていると三段滝という名所らしい場所が見えたので立ち止まってみる。階段を下りて1分ほど進むと・・・、
写真では伝わりにくいが、凄まじい勢いで水が流れていて迫力満点!こんなに流れの速い川は初めて見た。流れが速いので水が落ちる音もすごくて、ゴーーーーーーーという音が辺りの音すべてをかき消している。北海道だと、こういうところに鮭を加えた熊がいるのではないかと期待してしまう。
※ いつまであるかわからないが、YouTubeで三段滝がアップされていたので、リンクしておく。

■ 富良野から旭川〜士別まで
三段滝を後にして富良野へ到着。富良野市街地に入ると学生が集団で登校している姿が目立つ。今日は平日だった。平日に5日間も会社を休める機会は中々ないと思うので、この時間を有効活用せねば!(笑) 過去、平日に5日以上休んだのは新婚旅行で休んだときだけだ。

特に目的があって富良野に来たわけではないのだが、途中でラベンダー園の案内板が出てきたので、立ち寄ることにした。富良野といえばラベンダーが有名なので。

ラベンダー園は朝早くからおばあちゃん達が手入れをしていた。ボクは花に疎いので、今咲いている花が一体何の花なのかわからないが、辺りは様々な色で彩られていた。ここにいるとゴールデンウィークに行った「とっとり花回廊」を思い出した。あれは純粋に良かった。
富良野に入った途端、北海道らしい雄大な景色がポツポツと現れてきた。直線の道路に周り一帯が草原。本州ではお目にかかれない風景が興奮を誘う。

上富良野の先の深山峠で写真撮影。9時10分前だが、気温がぐんぐん上昇してきた。空は若干雲が目立つが、白い雲に青い空なので気持ち良い。天気が良ければ9月とはいえ北海道も暑い。
旭川に入ると渋滞に巻込まれる。渋滞で疲れていたとき、道の駅「あさひかわ」の看板を見つけたので立ち寄ってみる。

道の駅「あさひかわ」で休憩しているとき携帯電話の着信が。番号を見ると市外局番が北海道のようだ。ホテルで何か忘れ物したかな?と思いつつ折り返し電話してみると、出た相手は「新日本海フェリー」。話を聞くと腕時計を部屋に忘れてしまったらしい。(指摘されるまで気づかなかった)

もともと、腕時計(G-SHOCK)はバイクに乗っているときに時間を確認できるようにと嫁に買ってもらったのだが、今はナビに時計が常時表示されているので、滅多なことで腕時計で時間を確認することがない。今回はそれが仇となった。結局、時計は帰りのフェリーまで預かってもらうことにした。
気を取り直して、旭川から国道40号で士別に向かって走る。途中、和寒(わっさむ)という地域を通過するが名前からして北海道らしい。旭川周辺の内陸部は北海道でも一番寒さが厳しいところで、和寒も厳冬期は-30℃前後になるとか。とても想像がつかない世界だが、-30℃の外で生活している動物は生存できるのだろうか?

途中、「絵本の里けんぶち」というメルヘンチックな道の駅を見つけた。トイレの入り口からしてお洒落。(写真左下)

中に入るとスモークド・エッグという黒い燻製(くんせい)の卵が置いてあった。(写真右下) ピータンみたいだが、スマホで調べたら結構ウマいらしいので、今思えば土産で購入しておけば良かったかも。

■ 国道239号で日本海を目指す
道の駅「絵本の里けんぶち」を出発して士別市街地から国道239号に入る。
国道239号はツーリングマップルに記載されているとおり、民家がまったくない山中の道(道路は綺麗に舗装されている)で、四国カルストに向かう林道や、長野の野沢温泉から志賀草津道路に向かう林道に似ている。国道なのに携帯電話も圏外になる山の中だが、道路自体の走りやすさは申し分ない。走っている途中、キタキツネを発見!
ボクが近づいても怯えることなくジッとこっちを観察していた。キツネはエキノコックスという寄生虫を持っている可能性があるため、うかつに触らないようにしなければならない。でも可愛いね〜。
山中を抜けると苫前町に入り、草原が広がってきた。向こう(留萌側)に風車が見える。北海道は広大な土地で風も強いのでいたるところで風車を見ることができる。(実は後で知ったのだが、この4日前の9/5に羽が落下したとか)
国道239号から国道232号(稚内側)に折れる。この辺りになると急にライダーが増えてきた。国道232号は一昨年走った道。豪雨の中のツーリングだったため、楽しい想い出がほとんどない。今年は雨男の相棒がいないので天気は絶好調だ。

■ 道の駅「風Wとままえ」から「てしお」まで
国道232号に入ってすぐの道の駅「風Wとままえ」で休憩する。ここも前に来たので懐かしさが全開。「風Wとままえ」は「ふわっととままえ」と呼ぶというのも前に書いた記憶あり。一昨年は北方領土返還の署名が多数並んでいたが、今回は特に見当たらなかった。既に13時なのでここで昼食を取ることにする。
北海道で最初の丼は「甘エビ丼」(980円)。殻を剥くのが面倒だったが、味は絶品で大満足。これで980円は安い!
甘エビ丼を食べたら、なんとなくデザートが食べたくなったので、苫前メロン(400円)を注文。出てきたメロンはメチャメチャ甘くてウマかった。普段、メロンを食べる機会はないんだけど、本場のメロンってこんなにウマいの?北海道万歳!
道の駅「風Wとままえ」から北に向かう道は「オロロンライン」と呼ばれる快走路。北海道らしい景色が連続して続き、一昨年走った苦い想い出が一つ一つ除去されていく感じがする。(笑) 

晴れと雨ではすべての見方が180度違う。晴れのツーリングなら、いくら出しても惜しくないが、雨のツーリングなら1円の価値もない。一気に走ってきて道の駅「てしお」に到着。

■ 絶景!道道106号(オロロンライン)
前は暴風雨の中、道道106号を避けて国道40号から稚内に向かったが、今日はもちろん道の駅「てしお」から道道106号に向かう。道道106号に入ってすぐに「オトンルイ風力発電所」が見えてきた。風車が目の前に多数並んでいて、その大きさに圧倒される。
北海道でないと絶対に見ることができない風景が目の前に広がる。ここは日本とは思えない。一昨年の悔しさはここを走ることですべて払拭できた。さあ、もうすぐ稚内だ!

■ 日本最北端の市、稚内へ
道道106号から道道254号に折れてノシャップ岬にやってきた。日本本土最東端の納沙布(のさっぷ)岬と名前が似ている岬。今の時間は16:40だが、陽はかなり傾いている。ここもライダーが多数生息していた。口の利き方の知らないハーレー軍団から写真撮影を頼まれたが、同じライダーなので引き受けた。(ライダーじゃなかったら絶対無視する)
稚内市街地に入り、道の駅「わっかない」に立ち寄ってみたが、ここはJR稚内駅のことだった。
稚内駅からビジネスホテル「ドーミーイン稚内」が見える。一昨年、あそこから雪の降る中、札幌まで引き返したっけ。改めて思い出すと辛い想い出ばかりだった。(笑) (今は笑い話だが、当時は絶望の淵にいた。とてもツーリングで遊びに来たとは思えなかった) あの辛さがあったから今日の楽しさが倍増しているのだと思う。

■ 宗谷ふれあい公園(キャンプ場)へ
そろそろ陽が暮れてきたので事前に調べておいたキャンプ場「宗谷ふれあい公園」を目指す。そういや、テント設置に必要なゴムハンマーとペグ抜きを買い忘れたことを思い出した。ホームセンターならキャンプ用品を売っているはず・・・と、ナビでホームセンターを調べてやってきた。北海道のホームセンターといえばホーマック。
中に入り、店員に「キャンプ用のゴムハンマーとペグ抜きはありますか?」と聞いたところ、ゴムハンマーとペグ抜きがセットになった品を持ってきてくれた。さすがホーマック。北九州の地元のホームセンター「ナフコ」とは品揃えが違う。やば、陽が本当に落ちてきたので早く「宗谷ふれあい公園」に向かおう!
程なくして「宗谷ふれあい公園」に到着。受付で手続きをして入場料とフリーテントエリア使用料1,200円(閑散期料金)を払って中に入る。北海道のキャンプ場としてはかなり高い部類だが、シャワーは無料で使用できるし初心者にも安心ということで今回はここを選択した。ああ、キャンプをするのは人生で初めてなので緊張してきた。しかも一人キャンプ。
宗谷ふれあい公園はバイク乗り込み可で、受付で案内された場所までバイクで移動する。今日は誰も使用していないということで、適当な場所にバイクを停めてテントを下ろす。

さて、どうやってテントを張るんだっけ?(笑)モンベルのムーンライト2を購入するとき、キャナルシティ博多の店員に模範でテントを設置してもらったが、設置自体は自分でしたことがない!(ーー;) 設置の仕方覚えているかなあ〜。

テント購入後、家でテントを張る練習をしようとしたのだが、思ったよりテントが大きくて部屋ではテント設置を試せず仕舞いだった。今日がいきなりぶっつけ本番。やばい、陽が暮れてきた!とにかく明るいうちに設置しないと・・・。
なんとかギリギリセーフ!芝生は蚊の大群がすごかったので、蚊取り線香を焚きながら、ああでもない、こうでもない、と試行錯誤しながらのテント設置だったが、20分ぐらいかけて何とか組み立てることができた。

しかしよく見ると、ひっかけがフレームにかかっていなかったりと、かなり下手くそ。(笑) でも、今更テントを組み立てなおす気にはならないので今日はこれで我慢する。
モンベルストア(キャナルシティ博多)でムーンライト2を見たときは結構広いと感じたが、荷物を入れると想像以上に狭い。テントの張り方自体も下手だから空間自体も狭くなっているせいもあると思う。でもとりあえずテントが張れた事に大満足。早速、ランタンとラジオを出してキャンプを満喫してみる。ラジオがこんなに楽しいと思ったのはいつ以来だろう。
今日の食事はさっきセイコーマートで購入したおにぎりとアップルパイとクランキー(板チョコ)。昼に食べたものと比べると寂しい気もするが、キャンプ場で食べるととてもウマく感じて結構病み付きになりそうな気がする。

このあとはノートパソコンでメールをチェックしたり、デジカメで撮った写真のバックアップを取ったり、ツーリングレポートをまとめたり・・・、と意外に大忙しで夜が更けていった。誰もいない静かなキャンプ場でツーリングマップルを見ながら明日のルートを検討しつつ、ラジオの世界を楽しんでいると、段々と眠くなってきて、いつの間にか夢の世界に入っていったようだ。

明日は今回のツーリングの一番の目的地、宗谷岬に行って、そのあとは道東に向かいたい。

今日の走行距離:510km

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