Ninja250Rで北海道ツーリングに行ってきました(6日目)

<Ninja250rで行く長距離ツーリング6>

本日のルート
帰りは行きと同じルート


5/4(水)

■コロコロ変わる天気予報

朝、布団から起きて真っ先に天気を確認すると、空はどんより曇り空。

北海道に来て未だ朝から晴れの日はなし。朝は曇りでもいいから日中は昨日みたいに晴れてさえくれれば・・・、と一筋の願いを込めてウェザーニュースを確認すると、何と昼から雪が降る模様。天気予報様よ、もういい加減コロコロ変えるのはやめてくれ。お前らは観光業界とグルか?週間天気予報で2日前まで今日は晴れって言ってたじゃん、まったく。


空は相変わらずうす黒い

今日晴れていれば屈斜路湖と摩周湖、開陽台に行きたかったのだが、またもや天気のせいで断念する。雪の中の湖と平野なんて見る気にもなれない。

しかし今日はどうするか・・・。札幌周辺は晴れ間が広がるらしいが、昨日札幌から渡ってきて、今日またそっちに移動するのも馬鹿らしいし、釧路市内を探索して勝手丼でも食べるか、と悩みつつ引き続き天気予報を調べていたら、根室周辺が午前中は晴れていることに気づく。

根室は今回北海道ツーリングで計画していたときから対象外だった。なぜなら根室は釧路からも遠いので、根室を経由すると大幅なロスになったためだ。しかし今日はどうせ行くところがないし、しかも根室なら日本最東端の納沙布岬がある。よし、根室にしようと思い立ち、出発の準備にとりかかる。


昼までは晴れ、昼からは雪。極端な予報


■勝負は午前中

今日の宿泊先は昨日に続いて釧路プリンスホテルなので、着替え等の荷物は部屋に置きっぱなしにする。黒い空の中、早速出発。雪が降る昼までには納沙布岬からある程度釧路に戻って来ておきたい。勝負は午前中だ!

釧路から国道44号で根室に向かう。道は1つなので迷うことはない。天気は相変わらずどんよりとした曇。進めど進めど青い空は見えない。本当に根室は晴れているのか?

山を越え、谷を越えて道を進めていくと海岸沿いの厚岸に入る。この辺りは津波避難区域らしく、ところどころで海抜○メートルの看板が立っており、津波が来たら大きな被害を受けるような地形をしている。避難場所となっている「あっけし望洋台で」で一旦休憩。


展望台から望む景色も素晴らしい。空さえ青ければ・・・


■遠く感じる根室

4/29(金)に家を出発して、フェリーを除いては今日一番移動距離が短い(300キロ)はずなのに、根室まで遠く感じる。牧場や湿原がひたすら周辺に広がるのは既に経験済だが、時間にせかされている部分もあるのだろう。

途中、電車が右後ろからやってきて、Ninjaとほぼ同じ速度で並走したあと、更に右に消えていった。北海道に来て初めて電車(汽車)を見た。この広い大地で線路を通すのは他の地域と比べると格段に大変なはず。需要も少ないだろうし。

曇り空の中、途中景色を取るために写真を撮っていると、対向からSSバイクが何台もやってきて、クルマをあっという間に抜いていった。ピースサインしてきたので、もちろん返したが、結構飛ばしていたようで少し気になった。飛ばす人は本当に飛ばす。○○○km/hは出てるよ、きっと。ボクのモットーは安全運転なので、彼らとは無縁のつもりだが。


右は線路が並走している。滝川駅〜根室駅間の根室本線はJR北海道最長路線らしい


■根室市に入る

道を進めていると北方領土返還の看板が頻繁に目に入る。初日に走った小樽〜留萌〜稚内方面よりこちら側の方がより北方領土に近いためだろう。看板は目立つが民家は本当に少ない。たまに町の市街地らしきところに信号があるが、1〜2分も走ればすぐに信号がなくなるので、釧路と根室の間にある町は望洋台のあった厚岸町ぐらいしか印象に残らない。

ひたすら東を走行してようやく根室市内に入った。しかし納沙布岬までまだ50キロ以上あるのはご愛嬌か。


根室市の看板はカニ!


■納沙布岬へ

根室市街地に入ると、稚内同様、市街地が意外に大きいことに驚く。根室市の人口は3万人弱。人口密度は58人/km2。本州の市であれば明らかに過疎地域だが、稚内同様、周辺地域をまとめる旧支庁なので人口規模に反して街が発達している気がする。

市街地を抜け、ようやく日本最東端の納沙布岬に到達。離島(一般庶民が立ち寄れない場所)を除いては日本一早い日の出を拝むことができるところだ。看板にもそう書いていた。空は微妙に晴れ間が広がっていた。


日本最東端のシンボル

納沙布岬の周りは土産屋が数件と灯台と展望台と、あとは北方四島のシンボルがあるぐらい。土産屋に入ると、ここでも北方四島返還を明記した土産が売っていた。これを欲しい人がいるのか微妙なところだが・・・。


「返せ!北方領土」のプレートはロシア人へのプレゼントにしたほうがいいかも・・・


■根室名物、エスカロップ

納沙布岬で1時間ほど滞在した後、急いで釧路に帰る準備をする。昼から根室、釧路一帯は雪が降る予報が出ているためだ。案の定、空も雲が増えてきた。再び根室市街地を抜けて走り出す。

途中、ウマそうな根室名物のエスカロップを提供する店を発見し、早く帰らないといけないとわかりつつ、そこに立ち寄ってしまう。やっぱここまで来たらエスカロップを食べなきゃ!帰りは何とかなるっしょ。

「レイクサンセット」という喫茶店に近いレストランに入り、名物エスカロップを注文する。

エスカロップとは根室周辺で食べられている名物料理らしく、炒めたバターライスの上にとんかつを乗せ、さらにデミグラスソースをかけたもの。ハヤシライス版カツカレーというべきか。ありそうでない名物料理だ。

出てきたエスカロップを口にすると、うん、普通においしい!特にバターライスとデミグラスソースが良く合う。なぜこれを全国で販売しないのか不思議なくらいだ。トルコライスより遥かにセンスがいいと思うよ。


ご飯大盛りにしても良かったなあ・・・


■猛吹雪の中、釧路帰還

エスカロップを食べたあとは釧路に向かう。来た道を淡々と進んでいると、とうとう雪が降ってきた。しかも雪は風に押されて横殴り。またも雪!今何月でしたっけ?

雪が降り注ぐ中、悪戦苦闘してホテルに到着したころは既にビショビショ。悔しいけどGOLDWINの黄色合羽は北海道に入って大活躍している。一昨年の誕生日プレゼントで嫁が買ってくれた合羽だから活躍の場が多いのかも。(嫁を置いて北海道に来ていることでバチが当たったのか)


辺り一面は雪。まだ積もるほどは降っていないが、下手すると積もるかも・・・

ホテルに到着し、すぐに風呂に入る。もしキャンプツーリングなんかしてたら確実に病気になると思う。風呂で体を芯まで温めたあとは少し昼寝をする。ツーリングに来て初めての昼寝。この4日間、ずっと長距離を走ってきたので、疲れもピークに達していたんだろう。朝も5時前には起きてるし。


■中華コースへ

夕食はまたもやホテル内で取る事にした。雪は止んだようだが、外は相変わらず寒いし中で食べるほうが楽だから。昨日は和食だったので、今日は中華のコース料理としよう!


今日も贅沢三昧。北海道に来てどのぐらい食費にかかっているかは知りたくない・・・

コース料理の値段としては比較的安価な上、味も上々。既に閉店30分前に入ったのもさいわいしたのか、客はうちら2人だけで、静かに食事を取ることが出来た。それが良いのか悪いのかはわからないが。

食事をしながら、相棒と明日の予定を話す。明日は天候を見て内陸経由で苫小牧東港に行くか、襟裳岬経由で苫小牧東港に行くか。そう、明日はいよいよ北海道最終日。とにかく心配なのは天気だけ!天気の神様よ、最後ぐらい私達に陽をください・・・。



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