Ninja250Rで北海道ツーリングに行ってきました(3日目)

<Ninja250rで行く長距離ツーリング6>

本日のルート


5/1(日)

■天候不順

朝、4時半に起床後、5時に相棒とロビーで待ち合わせする。
3日目にしてようやく北海道初のツーリング。
せめて近畿圏内に住んでいたらもう少し北海道が近いんだけど。

何かのツーリングサイトで、「北海道は日出日入りが早いので朝早くから行動し、夕方は早めに切り上げる。これが鉄則」との記事を見たのでそれに従う。明るいうちに少しでも景色を見ておきたいのは同感。

空を見ると曇り空。路面は濡れている。夜のうちに雨が空っぽになるまで降っておけばいいのに。このまま天気予報が外れることを期待しつつ、荷造りをして5:20に小樽の出発する。


空は曇り空だが、微妙に白い部分も見える。このまま天気予報が外れることを期待


■留萌に向けて

まずは国道5号線から石狩経由で留萌を目指す。距離は150キロぐらい。
Ninjaが北に向けて走り出す。走り始めると寒いとは感じられない。九州でも似たようなものだ。
たまにシールドに付着する水滴が邪魔で仕方がない。

国道5号を走っていると結構道が痛んでいることに気づく。国道一桁なのにこんなに道が悪いのは北海道ならではなのか?県道、もとい道道はもっと道が悪いのか?福岡の国道3号で国道5号ほど道が痛んでいるところはない。

走っている途中、変わったコンビニを頻繁に目にする。セイコーマートというコンビニらしく、九州ではまったく目にしないコンビニだが、おにぎりがとても暖かくてGOOD!

石狩に入り、雨が少しずつ降り始めてきた。国道231号沿いの「望み来る里の四季」という簡易展望台で休憩。高台から石狩の海を一望できるビュースポットらしいが、空は黒い曇り空が広がっていて景色は微妙。晴れだと最高の景色なんだろう。

再び留萌に向けて走り出す。雨に続いて風まで出てきた。




■留萌の喫茶店で

留萌に到着。

途中、長いトンネルが連続して続いたり、山道が続いたり、海岸線が続いたりと、ツーリングコースとしては最高の場所を走ってるんだけど、天候が悪くて既にクタクタ。特に海岸線は路面が濡れている上にNinjaが風に流され、恐怖を感じてしまった。

留萌でとにかく暖かい部屋に入って休憩したい・・・、スマホで周辺の喫茶店を検索して、ヒットした数件の喫茶店で一番近そうな留萌駅前の喫茶店「きたの」というところを目指す。

駅前にバイクを置き、合羽を脱いで喫茶店に入る。外は雨で気温が下がっていて喫茶店との温度差が激しいため、メガネが途端に曇る。曇ったメガネを拭きながらトーストとコーヒーがセットになったモーニングセットを注文。

注文のとき、店員の方に「どこから来たんですか?」と話しかけられる。
北九州から来たことを話すと、とても驚いていた。前に長崎から来た人も立ち寄ったことがあったらしく、その話題で周りは盛り上がったようだった。ちょうど去年の今ぐらいの時期とのことだったので、去年のGWに噂の長崎ライダーが訪れたのだろう。


外との温度差が激しいため、カメラのレンズも曇っていたようだ

暖かいコーヒーが身に染みる。バイクで走っているとさほど寒さは感じないが、バイクを降りると雨に濡れた体が疲れていることに気づく。コーヒーを飲みながらスマホでウェザーニュースを確認すると、今日は終日本降りになるらしい。明日は多少マシになるとのことだが、外れて欲しいときに外れない天気予報にガッカリする。

30分ほど休憩して帰り支度を始めたとき、店のおばあさんが、「ちょっと待ち、今お茶を淹れるから・・・」と暖かい昆布茶を出してくれた。飴まで頂き本当に感謝!コーヒーでは足りなかった暖かさが昆布茶で足りた気がする。


■北へ北へ

留萌で1時間半ほど休憩し、再び北に向かう。

オロロンラインと言われる国道232号は海岸沿いにひたすらまっすぐ伸びた直線道路。天気の良いオロロンラインは最高の景色なんだろうけど、雨と風が降り注ぐオロロンラインは恐怖でしかない。片側一車線の道路を後ろから来たクルマに頻繁に抜かれる。

信号すらない一直線の道が続く。道沿いで風車をところどころ目にする。
海岸線なのでいつも風が強いのだろう。

12時ちょうど、道の駅「風Wとままえ」に到着。
読み方は「ふわっととままえ」らしい。風力発電がメインの街なので、こんな名前が付いたとか。
「かぜだぶりゅとままえ」って変わった名前だな、と来る途中の看板でずっと気になっていた。

中に入ると、北方領土返還を求める署名板が置いてある。ここに来る途中、セイコーマートと同じくらい北方領土返還の看板も目にする。こちらの人にとって北方領土返還は悲願なのだろう。北九州にいると北方領土を意識することは皆無なので、北方領土ってどこの島だったっけ?という感じではあるのだが。

(択捉(えとろふ)、国後(くなしり)、歯舞(はごまい)、色丹(しこたん)ですよ、地理マニアのボクは当然知っているが)




■更に北へ

休憩後、更に北上する。
国道232号を北上していると、稚内までの看板が見え始めてきた。日本最北端の街、稚内。
残りあと百数十キロ。

途中、対向からライダーと多数遭遇する。1人で走っている人や少人数で走っている人、大勢で走ってい人やタンデムしている人など、出会う人とピースサインを交わす。ピースサインって既に廃れていると思っていたけど、北海道はライダーの聖地なのでピースサインも健在。阿蘇なんか走っていても絶対にピースサインを出されることはない。ピースサインって本当に素晴らしい文化だと思う。この文化を忘れずに残して欲しい。

道沿いに牧場が目立ってきた。段々と更なる田舎にさしかかる。
一面平野、牧場、林が続く。連続した景色。ところどころ変化する景色に固唾を飲む。
晴れていたら本当に立ち止まって写真を撮りたいところばかりだ。

更に北上した先の道の駅「富士見」に到着。
この先、ツーリングマップルオススメの道、道道106号線があるが、風は更に強くなっており、相棒と相談した結果、海岸線は危険と判断し、国道40号+道道で稚内を目指す。


道の駅「富士見」にて。稚内までかなり近づいてきた


■途中の道道にて

風を避けて内陸を選んだはずなのに、道の周りは遮るものがない牧場が広がり、風に襲われる。Ninjaはタイヤが細い分、横風に弱く、本当に怖い。左側を走っていると歩道にまでバイクが流されるので、道の真ん中から右を走るように心掛ける。

雨に濡れすぎて体が芯から冷えてきた。途中で使い捨てカイロを取り出す。少しでも身体が温もってくれれば。周りは牧場や草原が広がり、自販機すらない状況。暖かい缶コーヒーを手に取ることすら出来ない状況だ。使い捨てカイロがあって良かった。


晴れの日だとゾクゾクする景色が続く。とにかく広大な北海道


■ようやく稚内へ

途中、自動車専用道路に入る。山の中にある自動車専用道路で猛烈な風に煽られつつ、ようやく稚内市内に到着。日本最北端の地、北海道でも札幌に並び知名度が高い稚内。最北端の地は今まで生きてきて地図で見るだけだったけど、ようやくここに到達することが出来た。しかし稚内市街地まで40キロもあるので、まだまだ油断大敵。


稚内の看板で記念撮影。街のシンボルは宗谷岬とサハリン

市街地に入ると、思っていた以上に街に店があって少しびっくりした。チェーンらしき店も目立つし、ガソリンスタンドも頻繁に立っている。最果てなのにガソリンの値段が安いのもびっくり。レギュラーはリッター147円ぐらい。北九州市内のスタンドより安いぐらいだ。

稚内駅近くの今日の宿泊先ホテルに入ったのが15時過ぎ。チェックイン予定時間は20時だったが、途中から観光を抜きにしてホテル到着を目的にし、稚内市内を観光したかったため早く到着。

部屋に入り、とりあえず冷えた体を温めるためにすぐに風呂に入る。体が芯から冷えていたので温まるまでに時間がかかってしまったが、ようやく一息つけた。あのまま更に何時間も走り続けていたら、いつか倒れていたかも知れない。今まで走ったツーリングの中で一番過酷だったが、バイク初心者の相棒も無事に付いて来てくれて安心した。

17時に相棒とロビーで待ち合わせした後、稚内市内を観光しようと思ったが、雨が止む気配がまったくなかったので、徒歩圏内でいける稚内駅前だけ訪問。


■夕飯は豪勢に

観光が散々だったので、夕飯ぐらいは豪勢に行こうとホテル近くの寿司屋「なら鮨」に入る。
昼飯もほとんど食べずに走り続けていたので、初めて北海道らしい食事をすることに。

店に入ると個室に通されて目の前でストーブを付けてくれた。(感謝感謝)
料理を注文し、料理待ちの間にスマホで現在地を確認すると、本当に最果てまで来ていることに驚くばかり。北九州からは遠く離れた稚内市。帰りは本当に無事に帰れるか心配になったぐらい。(縁起でもない)

運ばれていた刺身定食をゆっくり味わう。味は良し、ただしご飯が若干少なかったので更に追加注文することにした。


刺身定食。3000円也

メニューを見ると、オススメは巻き寿司らしいので、「なら寿司巻き」を注文。


なら寿し巻き。3000円也

2つともに大変おいしゅうございました。

お腹が満たされ、相棒と明日の予定について話をする。明日は宗谷岬を訪問し、あとは網走に向けてひたすら南下する。海岸線を走るわけだが、今日のように風が強いと本当に怖いな。

ウェザーニュースを見ると、明日も雨一時曇り。
頼む、天気予報が外れてくれ!そう願って明日を迎える。


戻ります