Ninja250Rで北陸甲信越ツーリングに行ってきました(最終日)

<Ninja250rで行く長距離ツーリング9>

本日のルート


郡上八幡(岐阜県)から門司港(福岡県)まで高速道路を利用しています。詳細は後述の「おまけ」にて

10/10(月)

4時に起床後、すぐに出発準備にとりかかる。

昨日の山梨ライダーの方に教えていただいたように、国道158号は上高地までの間の渋滞が酷いということで、そこまでは早々に越えておきたいからだ。

今日は珍しくあまり眠れなかった。気持ちが高ぶって眠れなかった・・・訳ではなく、ホテルの作りがしょぼくて水道の音やその他の雑音が酷かっただけ。アメニティもひどいものだし、他のビジネスホテルと比べるとやっぱダメやね、東横インは。(シーズンで1週間前に松本で探したときはここしか空いていなかったので。(-_-;))

4時半にチェックアウトしてNinjaに荷物をセットした後に空を確認すると雲ひとつない天気。今回のツーリングはすべて天候に恵まれた。こんなツーリングは二度とない・・・とは思いたくないが、なかなかないと思う。合羽持ってこなければ良かったな〜(嵩張るし) 北海道ツーリングの時の天気が未だにトラウマになっているので、今回のツーリングで少し払拭できたと思う。


5時前の空はまだ暗い。夜明けまで後1時間ぐらい


■国道158号で西へ

松本から国道158号で西に向かう。目指す先は岐阜県高山市。

市街地を抜けると民家が並ぶ生活道路になる。さすがにまだ夜明け前なので渋滞どころかクルマもたまに見かけるぐらいで、後ろからついてくるクルマもいない。Ninjaが先に進むとだんだんと人気がなくなってきて、山の中に入り込んでいく。この雰囲気は愛媛新居浜から別子山村に向かう雰囲気に似ている。

途中、道の駅を発見。道の駅「風穴の里」というところらしいが、既に多くのクルマが停車している。車泊なのか近くの宿泊施設を使ったのかはわからないが、多分、今日上高地や乗鞍に向かうために待機している人たちなのだろう。

さらに進むと上高地行きのバス乗り場を発見。この頃、ようやく夜が明けてきた。さすがに夜明け前に走ってきたのでここまで信号以外は停車することなく来ることができた。上高地行きのバスは既に何本か出発しているようで、タクシーも結構な間隔で走っている。上高地や乗鞍はマイカー乗り入れ禁止なのでタクシーにとっては最高の商売だろう。(タクシーやバス業者を保護するためにマイカー規制が出来たのではないかと思う。バスもタクシーもひっきりなしに走っていたら同じようなものだろう)

湖と並走しながNinjaが進む。途中、トンネルの中で道が分岐していたり、乗鞍スカイラインの入り口で門番らしき警備員が2人いてクルマが入ってこないか確認していたりと、様々な変化を見ながら安房峠前に到着。有料道路で峠を抜ける選択肢もあるが、折角なので安房峠を目指す!


上高地行きのバスやタクシーがひっきりなしに出ていて夜明け前とは思えないくらい活動的


■安房峠に到着

急な坂をどんどん突き進んでいく。路面はあまり整備されていないが、落石がないので特に問題なく山を登っていく。カーブには○○号目という標識が壁に張り付いていて、今どのあたりのカーブを登っているのかを確認できるようになっている。

カーブが続く道は展望があまり開けない状態で、木が思いっきり伸びているので景色を見ながら山を登るという雰囲気には程遠い。なのでひたすら山を登って登って登って・・・、という感じで無心でNinjaを進めていく。

カーブを抜けたとき、少し展望が開けてきた。(写真) 写真撮影していても1台もクルマに出会わない状態なので、のんびりと雰囲気を満喫する。

そのうちに安房峠に到着。そこには既に1台のクルマが停まっていて、男性1名が周辺の景色を撮影している。その手つきや三脚の大きさを見るとプロっぽい。(写真) クルマのナンバーを見ると名古屋ナンバーだった。ボクのことにはまったく目にくれずに撮影に没頭していた。


クルマが通らないので思い切って道路の真ん中に三脚を立てて記念撮影


■高山市へ

安房峠からは今度は下りになる。下りは逆にスピードが出せないのでゆっくりと峠を降りていく。山を下った先の温泉街を抜けて乗鞍との分岐点を越えて高山に向かう。(写真

高山市までは平坦な道を淡々と進んで行き、乗鞍分岐点から40分後に高山市に入る。このとき7時半過ぎだが宮川周辺は既に大勢の人で賑わっていた。(写真) Ninjaをどこかに停めて宮川周辺を探索したい・・・と思って駐輪場を探してみると、バイクを停めれる駐車場を発見し(1時間50円)、そこにNinjaを停めて宮川にかかる鍛治橋に向かう。

鍛治橋周辺の宮川周辺は高山らしい雰囲気。下の写真の対岸に人が大勢集まっているのは朝市のせいらしい。

鍛治橋近くに古風な「みたらし団子」を提供している店が目に入る。(写真) 職人風の親父が無口で淡々と団子を焼いていたので、何となくみたらし団子が食べたくなって2本購入する。(写真) 食べてみると味は全然甘くはなくて醤油一色!みたらしといったら甘い団子の事かと思っていたので少し驚いた。(ネットで調べてみると飛騨地方では醤油らしい)


雲ひとつない快晴なので早朝から大勢の人で賑わっている。天候が経済効果に与える影響は計り知れない


■道の駅「パスカル清見」

高山市からツーリングマップルおすすめの道、「せせらぎ街道」経由で郡上に向かう。

国道158号から「せせらぎ街道」と呼ばれる県道73号に入り快走する。快走路なのだが周辺は店どころか自動販売機すらない道で、一昨日の奥志賀林道を彷彿とさせる雰囲気。最初のうちは景色を眺めながら楽しく快走していたが、10キロ、20キロと走っていると段々と飽きが来て早く休憩したくなってきた。

そのうち「パスカル清見」という道の駅に到着する。

道の駅には既に岐阜ナンバーのバイクが多数停まっている。この辺りは快走路だし日帰りツーリングとしても楽しめるだろう。ボクは最近、大勢で行くツーリングに楽しみを見いだせなくてソロ(せめて2人)で走るほうが何倍も楽しいと感じる。一人で自由に写真を撮ったり休憩したりするほうが性(しょう)に合っているのだろう。(人間、考えなんて時間が経てば変わるものだけど)

ここでもみたらし団子と肉まんを売っている店が目に入り、前の客が買っていたみそまんがとても美味しそうだったので思わず購入!300円と結構いい値段がするのだが(すき家なら牛丼食べれる)、味はとてもGOOD。値段なりの価値があり納得。(写真

さてと、これからどうしようか。とNinjaの前で悩んでいたとき、またもや年配の男性に話しかけられる。「北九州からってすごいですね。全国周っている感じでしょ?」と言われたので、「今回は新潟、長野、山梨を周って、その帰りです」と答える。「北九州までどのぐらいかかるのか想像もつきませんね」と言われて年配の男性は後にしたが、考えてみるとこちらに住んでいると目を向けるのは名古屋か東京、せいぜい大阪までで、大阪から西には興味がないというのが本音ではないだろうか。(ボクが中部地方に住んでいたら大阪から西なんて興味がないと思う。九州も四国もすぐ隣の島という感覚だろう)

話が逸れた。大阪からフェリーの予約をしていたが、まだ朝も早いしこのまま郡上から北九州まで自走して帰ってもいいかと悩み始める。ETC割引とフェリー代を天秤にかけたとき、ガス代を考えてもETCを使って自走したほうがかなり安く付くので、このまま高速で北九州まで帰ることにしよう。


甘い栗まんじゅうも食べてみたかった。ボクは栗の甘さも大好きでモンブランも大好物

今回の北陸甲信越ツーリングはこれで終了。以下総評を。

<総評>
フェリーを使ってのツーリングでしたが、季節も天気も良くてとても充実したツーリングでした。今回は80点の出来で足りなかった20点は、千里浜なぎさドライブウェイに行けなかった事と、志賀草津道路の湯釜の存在を知らなかったこと(山梨ライダーの方に教えていただき、あとでネットで調べてみるとかなり有名なところでした)、最後は富士山があまり綺麗に見えなかった事がやり残した事ぐらいです。(大体1回目のツーリングは80点で、2回、3回していくと100点に近くなる)

しかし当初予定していた以上の事を経験できたことで、また視野が広がったように思います。光ヶ原、奥志賀林道、志賀草津道路、ビーナスライン、松本〜高山〜郡上コース、どれも素晴らしい道路でしたが、ビーナスラインが一つ抜き出ていたような気がします。来年(または再来年)にまた中部地方に訪れたいと思います。ちなみに今回は3泊5日で2151キロ走りました。

<おまけ>
松本から郡上八幡IC経由で北九州戸畑(門司港IC)まで自走しました。1日の走行距離は実に932キロ!10時に郡上八幡ICに入って休憩をたくさん取ったせいもあり、北九州に到着するまで実に11時間もかかりました。(松本からだと16時間) でも怪我も事故もなく無事に到着できたのは何よりでした。しかし高速を長時間走っていると排気量の大きいバイクに乗りたくなる〜!



王司PAでの肉うどんセット。パーキングやサービスエリアの食堂はイマイチと思っていたけど、ここのうどんはとてもおいしかった。食べる価値ありですよ〜。
(ネットで調べてみると結構評判いいのね〜、ボクの舌に狂いはなかった(笑))


王司パーキングの肉うどんセット

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