Ninja250Rで北陸甲信越ツーリングに行ってきました(3日目)

<Ninja250rで行く長距離ツーリング9>

本日のルート




10/9(日)

いつもより1時間遅く、5時に起床する。

5時半に空を見ると既に夜明け前。天気は今日も快晴。毎日予報どおり快晴なので天気が良い事に対する感謝の気持ちが薄れてきた。この素晴らしい天気が1日でも北海道ツーリングのときにあったなら・・・(笑)

空を見てそのままホテルをチェックアウトする。駐輪場に停めているNinjaに荷物をセットして今日もいつものように出発する!余談だが、Ninjaにつけているアラームロックを外すときが一番緊張する瞬間(笑) (取り外しに手間を取るとディスクアラームが大音量で鳴り出すので) (写真


今日も素晴らしい天気。空には薄い雲がかかっている程度。


■山梨らしい風景

最初は河口湖を目指す。河口湖に向かう理由は富士山が見たいから。

富士山は誰もが知っている日本一の山。でも西日本に住んでいると富士山と関わる機会は皆無に近い。人生のほとんどを西日本で過ごしているボクにとって、せっかくここまで来たのだから日本一の山を見ておきたい・・・という想いがある。(以前仕事で神奈川1年半、埼玉3ヶ月、東京3ヶ月、千葉2ヶ月住んでいたことがあるけど富士山に行く機会がなかった)

国道20号から県道22号に入り、笛吹ラインと呼ばれる県道34号に入ったときに道沿いに多数のぶどう園を目にする。さすがぶどう王国。ぶどうが多いからワインも多いのは定説で、ワイン好きにとってはたまらないところだろう。美味しんぼでも特集していたが、山梨のワインは日本の中でダントツに質が高いらしい。


小さいぶどうのデラウェアが好き。食べ始めると止まらない・・・


■大池公園にて(河口湖畔)

県道から国道137号に入った途端、長い登板車線が続く快走路になる。道の快適さから幹線道路っぽいがクルマは少なく坂をぐいぐい登る。本当に登板車線が長い道路で、こんなに長い登板車線が続く道路は見たことがない。

山の中で長いトンネルを越えたとき、辺り一面が霧で真っ白になり視界が極端に悪くなる。この霧では富士山が見えないのではないか、と心配しつつ、河口湖にさしかかる。とりあえずどこかにNinjaを停めようと大池公園というところで一旦駐車。朝からラジオ体操をしている人や釣り人がいて、結構大きな公園だ。しかし霧が酷くて向こうの景色がまったく見えない。

さて、どうしようかとツーリングマップルを見ながら悩んでいたら、年配の夫婦に「北九州って書いてたよ。随分遠いなあ・・・」と小さい声で呟かれてしまった。転勤とかで他県ナンバーのままそこに住み着くのと違い、荷物満載で地図を見ているとそれなりに目立つ。ボクもそんなバイクをみた場合はついついナンバープレートを確認してしまう。

北九州からここまでだと大体1000キロぐらい離れている。


河口湖周辺は霧で周りがほとんど見えない。運転にもいつも以上に気を使わないといけない


■大石公園(富士撮影ポイント)

ツーリングマップルを見て「河口湖越しの富士山が見えるポイント」と書かれている大石公園というところに向かう。大池公園から河口湖大橋を越えた先にあり、ここからだと5分程で到着する。(写真

大石公園でも当然霧一色。富士山はおろか向こう側の景色が一切見えない。現在ちょうど7時。もう少し陽が出てくれば霧が晴れるのだろうか。霧の発生条件なんて考えたことないからよくわからない。そもそもこの辺りは毎日こんなものなのだろうか。霧に詳しい人を求ム!(笑)

そんな景観イマイチの状態でも駐車場には結構クルマが停まっている。キャンプテントも見えるので夜中から車泊している人もいるのだろう。周りに目を向けてみると、ここから徒歩2分の先に「花小富士」と呼ばれるビュースポットを見つけるが、この状態では何も見えないだろう。写真のように霧がなくなると素晴らしい景色らしいのに!(写真

う〜ん、どうしようか、このままここに留まっても・・・、と思って、再びツーリングマップルを見て、とりあえず河口湖を一周してみようと思い立つ。今日の予定宿泊地は長野県松本市なので、そう急ぐ旅でもないし。


ブロッコリーみたいな草が並ぶ。名前はカタカナだったのですぐに忘れた・・・


■道の駅「かつやま」

ほどなくして道の駅「かつやま」というところに到着。(写真) 来る途中まで富士山が見えるところはないか、と機会を探りながら走ってきたが、それらしいところがなかった。

かつやまというと、愛媛県松山市の松山城周辺の地域を思い出す。愛媛の人は勝山というとそれしか思い浮かばない(笑) 「かつやま」って意外にどこにでもありそうな地名なのに、今まで愛媛以外で聞いたことがなかった。(ネットで調べてみると福井県には古くから勝山市というところがあるらしい。初耳)

道の駅の広場では朝から親子連れがレジャーを楽しんでいて、河口湖だけを楽しむ目的で土日宿泊しても良さ気な雰囲気。駐車場横の「イエスタディ」という宿泊用のレストランで朝食が出されてて羨ましくなってしまった。ちなみに宿泊者専用との事で残念だ。

道の駅周辺の霧の中、河口湖をボートで走っている人がいた。かなりスピードが出ていたが、周りが見難いのに怖くないのだろうか。


朝早いけど、人は結構いる。関東圏からの宿泊客も多いと思う


■野鳥の森公園

河口湖を一周し、再び大石公園に入ってみた。霧が少し晴れてきたが富士山を見るにはまだ難しい。湖と反対側の山は綺麗に見え始めているのに!(写真) ここでも北九州ナンバーのNinjaを見て福井の人から話しかけられる。その方は福井県からここまで5時間で来たとの事だった。

これ以上、河口湖にいても富士山を望めそうにないので精進湖を目指して先に進む。河口湖から西湖を越えた先に野鳥の森公園というマイナスイオンたっぷりそうな公園を見つけたのでそこで停車する。

周りは緑豊かなんだけど、広場には鳥の類は一切見当たらない。森の中まで入っていけば野鳥にも出会えるのかも知れないが、あの先の森は青木ヶ原樹海。樹海に迷うと抜けられない!という言い伝えがあるが、ボクの場合、普通の平野でも道に迷うので青木ヶ原樹海くらいの規模だと本当に出られなくなりそうで怖い。ということで森の中の探索はパスする。
(本当は時間と体力がないだけ)


休日は家族みんなでバードウォッチング!なんて模範的な家庭をみてみたい


■精一杯の富士山

精進湖に向かう途中のパーキングで富士山が少しだけ見えた!(写真) 初めて富士山を見たとき逆光だったことにようやく気づく(笑) そうか、山梨側から朝見ると基本はそうなるのか。ということは朝は静岡に回って昼以降は山梨で富士山を見るのが最適ということか・・・。

このあと精進湖から見る富士山が今回のツーリングで一番綺麗に見えた富士山。風景写真のような綺麗な富士山を見ることができなかったが、また来ればそのうち見栄えの良い富士山が見えるだろう。楽しみは先に取って置くことにする。

その後は精進湖から国道358号で峠を越えて再び甲府市に入る。この先の予定は何も決めていないけど、とりあえず北に向かおう。早めに松本市に入って松本観光もいい。


薄っすらと見える富士山も幻想的。冬の天気の良い空気の澄んだ早朝だと東京からもで綺麗に見えるのだ!


■道の駅三連発「とよとみ」、「はくしゅう」、「こぶちざわ」

程なくして道の駅「とよとみ」というところに立ち寄る。

三連休の中日ということもあって人もクルマも満杯ですごい賑わい。熊谷ナンバーのバイクが7〜8台ぐらい停まっていたけど熊谷からここまでだと日帰り圏内なのだろうか?関東の地理感覚に疎いので日帰りと1泊2日との境目がよくわからない。(写真

ツーリングマップルでここのシルクソフトクリームがおいしいと書いてあったので早速注文。値段は330円。味は・・・普通だった。330円はちょっと高い気がする。(写真

道の駅出発後、国道52号から国道20号に折れて北に進むが、韮崎で清里方面が混んでいて渋滞に巻き込まれる。途中、複数のバイクがすり抜けをしていてボクもどうしようか悩んだが、先を見てもクルマが空いている気配なく、すぐに信号にひっかかってはクルマがとまるいう状況だったのですり抜けを実行。その甲斐あってあまり大きなロスはなく先に進むことができた。

次は道の駅「はくしゅう」というところに立ち寄る。
(今日は移動距離が短いので色んなところに寄れるね〜)

ここは水が綺麗で豊富なところを売りにしているようで無料で水を汲めるようだ。水汲み場では頻繁に人が押し寄せ水を汲んでいく。(写真) さすがに山梨県(南アルプスは有名)は天然水として名を馳せているだけあり、ミネラルウォーターが無料というのは非常に嬉しい。ちなみにミネラルウォーターの生産量第一位は山梨県。この辺りは他県に比べていかに水に恵まれているのかということがわかる。(写真

さてと、次はどこに行こうか。このまま国道20号を北に進んでもあまり情緒がないし・・・。ツーリングマップルをみて目に入ったのは小淵沢。小淵沢ってこの近くなのか・・・、ということで、道の駅「こぶちざわ」へ。桃鉄をしていると清里、小淵沢はセットで独占する(される)パターンが多い(笑)

スマホナビに案内してもらいながら道の駅「こぶちざわ」に到着。中に入るとチーズやケーキ類の土産品が多数売られていて、嫁に買って帰ろうかとかなり悩んだが食品は帰るまでに傷みそうなのでやっぱりパス。忘れないうちに嫁の土産を買っていかないとツーリングから帰ったあとが怖い。(-_-;)

そろそろ腹が減ってきたのでここで昼食にしようと思い、道の駅内にある延命そばというところに行ってみたが、家族連れが多数いてちょっと入りづらい雰囲気でパス。う〜ん、どうしようか、とりあえず先に進もうと考えていたところに、同じNinja(大型)乗りの方に話しかけられる。


道の駅って地元独特の雰囲気が出ていて行くだけで楽しい、道の駅がイオンみたいに同じ内装ならこんなに栄えない


■新情報を取得!

地元山梨のライダーの方はボクの北九州ナンバーが気になったようだ。この方は情報が豊富で色々とツーリング情報を頂く。ひとつはこのまま松本に向かうなら国道20号よりビーナスライン経由で行ったほうが絶対にいい!ということ。せっかくの情報なのでビーナスラインに向かうことにする。(ボクは今までビーナスラインは志賀草津道路の事かと思っていた)

もう一つは松本から乗鞍経由で岐阜の高山に向かう場合は本当に早朝に出発しないと大渋滞に巻き込まれて悲惨な目に会うということ。上高地のバス乗り場までが大渋滞するので気をつけるようにとの情報を頂いた。(上高地や乗鞍はマイカー乗り入れ禁止という九州では考えられない規制が入っている。これは高原植物などを排気ガスから保護するためらしい)

他にも一昨日行った東尋坊まで日帰りでツーリングしてきたことや、千里浜なぎさドライブウェイで完走したことなど聞いていて楽しい時間を過ごせた。千里浜を走れなかったことを伝えると「それはアンラッキーですね〜」と言われて同感!なので、また来年黒部ツーリングを企画して再チャレンジしようと思う。

ボクがこのあと無事にビーナスラインに向かえたかどうかはホームページのアドレスとメールアドレスを書いて渡したので、今頃見てくれているかな?(そういやボクのメールアドレスはgmail yahoo hotmail rakuten infoseek ドメインなどのフリーメールの場合、受信拒否にしていることを伝え忘れた・・・。迷惑メールがいっぱい入るから)

その後、ビーナスラインに向かう前にツーリングマップルで気になった観音平というところに向かってみる。しかし駐車場から展望台まで2キロ近く山登りをしないと行けない事を看板で知って断念。(もちろん時間と体力の都合上)


Ninjaが登れるところならどこまでも登るけど・・・。新潟、長野、山梨は熊出没に注意の看板が至る所にある


■ビーナスラインを目指して

原村というところを越えて白樺湖経由でビーナスラインに向かう。原村は喉かな田舎の雰囲気が漂っていたので、今回初のNinjaとのツーショット写真を撮る。(写真) こういった雰囲気のところは大好きで北海道でも沢山写真を撮ったなあ。

原村を越えて国道152号(大門街道)で白樺湖に到着。(写真) 地図を見るとここからビーナスラインへは県道155号経由で行ったほうが早かったようだが、道を間違えてしまい国道152号から国道142号に折れて進んでしまった。(スマホのナビを美ヶ原高原美術館に合わせていたんだけどね。何故だろう)

そのあと国道142号から県道67号に入るが道が酷くて一旦引き返す。(写真) 先日のとおりNinjaのタイヤもかなり心配だったので結局、新和田有料道路(通行料が500円もした!)経由でビーナスラインの入り口に到着。昼飯も食べずに来たけど既16時。やばい時間がおしてきた。早く走らないと・・・。


ビーナスライン入り口の看板はとてもシンプル


■美ヶ原高原

ビーナスラインは山梨ライダーの方に頂いた情報のとおり、景色壮観な素晴らしい道。時間があればNinjaを色んなところに停めて写真を撮りまくりたい!(写真) 県道178号との分岐の先はそれまでの観光道路とは一転して凄まじい急な登りが続いて更に山を登っていく。路面が濡れている状態だとこの坂を上ることは出来たとしても下ることはできない。それぐらい急な下りで自転車だと本当に怖くて走れないと思う。

ようやく頂上にある美ヶ原高原に到着。昨日の渋峠と同じぐらいの標高だが、夕方のせいかこちらのほうが随分寒い気がする。駐車場も凄まじい広さで夕方のせいかクルマもまばら。ちなみにここは道の駅らしい。(道の駅「美ヶ原高原美術館」)

中に入ると土産物が多数置いてあったので忘れないうちに嫁の土産を購入。地理音痴な嫁の場合、「美ヶ原ってどこ?」と聞いてくるのが目に見えているが(笑) とはいえ、ボクもさっきまでその存在を知らなかったから同じようなものか。

店を出るとちょうど17時。あと30分もすれば陽が暮れてしまう。早く山を降りて松本に向かわないと・・・。


標高が高いところにあるせいで雲がとても近い。駐車場にも雲がかかっている感じ


■命からがら松本市へ

ビーナスラインを走る途中、松本行きの分岐点があったので美ヶ原高原からそちらに引き返して県道67号から松本市に向かう。スマホのナビもセットしたしこれで大丈夫・・・、と思い、道を進んでいくと、「よもぎこば林道」と県道67号の分岐点があり、ナビは県道67号を指示している。

しかし県道67号を見ると「すれ違い困難」、「急坂、急カーブ連続」の標識があり、どっちに行こうか悩んだ挙句、ナビのいうとおりに進めばとりあえずは松本に行けるはず!との理由で県道67号を進んでみたが、これが大失敗!10分ぐらい走ったところであまりの道の悪さに恐怖を覚えてギブアップ。すれ違い困難というか完全に1.0車線の道路ですれ違い困難ではなくすれ違い不可に変えるべきだろう。しかも落石も半端ではなく、ほとんど見捨てられた道路。

そんな状況の中、陽がどんどん落ちてきて、クルマもまったくいない状況でこれ以上進むと命に関わるかも知れないと判断し、1.0車線の急な坂の上でNinjaを方向転換して元の分岐点に戻る。分岐点に戻る途中、1台だけクルマとすれ違ったがナビにだまされてこっちを選択したのだろう。可愛そうに・・・。

ここは四国の国道319号や九州最凶の国道265号とは比較にならないぐらいの悪路で本当に参ってしまった。(他にも) まあ、あちらは一応国道だから。

何とかよもぎこば林道との分岐点に戻り、命からがら松本市に入る。ホテルをチェックインしたあと、せっかくなので夜の松本市を探索する。


松本市の雰囲気は独特でとてもセンスある街並みをしている


■国宝、松本城

ホテルから松本城は歩いていける距離なので松本城に向かってみる。松本城に向かう途中、松本の雰囲気がイタリアのローマやフィレンツェの雰囲気に似ていることを感じる。駅から城までの道のりはイタリアチックだが、松本城まで来ると急に和になる雰囲気もアンバランスでGOOD。

周りの店には最近までNHKで放映していた「おひさま」のポスターがずらり。「おひさま」セットまであって市を挙げて応援していたことが伺える。(写真

松本城は昼間に「松本そば祭り」をしていたようで庭園では閉店したそば店が多数並んでいる。夜の松本城は妖艶な雰囲気でライトアップされた城は素晴らしい景観。国宝と呼ばれるに相応しい風格と雰囲気を感じ取る。


三脚を持ってくるのを忘れてしまった。夜の写真撮影は三脚は必須なのだ


■信州で「そば」は外せない

結局、昼は何も食べなかったので夜はやはり「信州そば」を食べたい・・・、市内を探索して「弁天」というそば処で夕食にした。ざるそば大盛りで1050円。そばは御飯と違っていくらでも腹に入る自信がある。ボクは四国出身だけど、うどんよりそばのほうが断然好きなのだ。特にそばは真冬でもざる一本。暖かいそばは苦手でその良さが未だにわからない。


有名人も結構訪れるらしい蕎麦屋


このあと、ホテルに帰って今日の記録と明日の予定をまとめる。今日は移動距離が短かった分、色んなところに立ち寄れて本当に充実した1日だった。明日はどのように帰るか悩んだ挙句、夕方からの泉大津(大阪)発の阪九フェリーに乗って北九州に帰れる手筈だけは整えておく。(フェリーの予約取消は直前でも可なので)

体力的に余裕があれば自走して帰ってもいいが、とりあえず明日の体調と相談して決めたい。


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