■ 出発準備 |
|
朝、5時に目が覚める。
夜はぐっすり眠ることができた。ロングツーリングも後半になると疲労が溜まってくるが、特に一昨日、昨日と雨でやられっぱなしだったので。
今日の天気は昨日の予報どおり全国的に快晴。ようやく富士山まで南下できそう。2日間も足止めを食らっていたからね。楽しみだ。 |
早速、出発準備をして5時半にホテルをチェックアウトする。
空を見るとまだ雲が掛かっているが、雲の隙間から青い空が見えているので天気は大丈夫だろう。路面もすっかり乾いているようだ。 |
|
|
相棒はボクより早くチェックアウトをして荷造りをしていた。
ボクの場合はパニアケースがあるので以前より荷造りが楽にはなったが、シートバッグやタンクバックを取り付けの面倒さは以前と同様。ロングツーリングでキャンプ用具を積むとどうしても荷物が増えてしまう。
今度から当日分の衣服と必要品を入れたカバンを用意しておいて、そのカバンだけ持ち運びしたほうがいい気がしてきた。 |
北九州までの走行距離は1695キロ。2日前が1537キロだったから、この2日間で158キロしか走っていない。(そら、そうだ) 燃費もイマイチでリッター26.9キロ。高速に乗っていないのに2日前より燃費が落ちているのも気になる。
今日は天気がいいからガンガン走ろう! |
|
|
■ 一気に南へ |
|
国道18号で上田、佐久と来て佐久から無料バイパスへ。
国道18号はまったく面白味のない幹線道路で、ルート選びを完全に失敗した。朝早くて渋滞がなかったのが救いだが、日中だと間違いなく渋滞すると思う。前日にツーリングマップルで調べておくべきだった。
画像が曇っているのは昨日、アクションカメラが雨でやられたせい。ボクもアクションカメラを付けておけばよかった。次回のツーリングでは必ず用意しよう。 |
一気に清里までやってきた。このあたりは八ヶ岳(やつがたけ)のお膝元。この八ヶ岳や南アルプスなど、3000メートル級の山が連なっている関係で中央自動車道は岡谷方面まで迂回しないと名古屋方面に行くことができない。
道の駅「南きよさと」へ到着。
この道の駅も昔、ツーリングで来た記憶があるよ。五月晴れで鯉のぼりが気持ち良さそうに空を泳いでいる。 |
|
|
花壇の白とピンクの色合いが綺麗で、鯉のぼりとよく映える。絶好のゴールデンウィーク日和。天気がいいので段々と暑くなってきた。 |
|
道の駅から離れて、少し離れた場所で景色を撮ってみた。あれが八ヶ岳だろうか?地図を見ると観音ヶ岳かな? |
|
■ 河口湖へ・・・ |
|
北杜市から韮崎、山梨、笛吹と走って一気に河口湖まで。大石公園から見る富士山。昔、大石公園からも富士山がまったく見えなかったが、今日はすごく綺麗に見える。
関東圏だとこのあたりは日帰りでも十分来れるよね。八王子や相模原からだとさらに近い。
1泊2日でペンションやホテルに泊まっても楽しめそうだ。 |
九州人にとって富士山は憧れ。周りにまったく山がないから本当に景色に映える。冬の晴れた早朝は東京からでも富士山が見える事実を知らなかったので、昔(2002年)、東京の池尻大橋のビルから富士山を見たときは衝撃だった。東京から富士山までは直線距離で100キロだから、確かに富士山が見えても不思議ではない。
ちなみに北九州から阿蘇だと直線距離で110キロぐらい。そんなに遠くは感じないけど、北九州から阿蘇山はさすがに見えない(笑) |
|
|
河口湖湖畔にて。もう少し富士山をはっきり見たい。河口湖を色々とグルグル回ってみるが、写真を撮れる場所に苦労する。
よし、富士スバルラインに行ってみよう! |
|
■ 富士スバルラインを登る |
|
事前に山梨側から富士山五合目まで登れるルート、富士スバルラインを調べていたので、そこから富士山に近づいてみる。富士スバルラインは有料道路でバイクは往復で1680円。結構高い。
道は登りやすくてスイスイ登ってきたけど、途中、自転車で登っている猛者も結構いた。自転車で上まで登ると一体どれぐらいかかるのだろうか?
途中、四合目の大沢駐車場にて停車。 |
|
この手の看板を見ると必ず写真を撮りたくなる。標高2020メートル、2019年5月2日、気温4℃。気温はそこまで寒くはないと思うが、朝一の気温なのだろうか?ただ、背景の富士山は木が邪魔をしてよく見えない。 |
|
大沢駐車場を色々うろうろしてみたけど富士山がよく見えない。歩いていける展望台があるらしいので、そちらに移動してみよう。 |
大沢駐車場からずっと下っていく。結構歩くな。15分ぐらい歩いた先に見えた富士山は・・・ |
|
|
おお、富士山が目の前にクッキリと見える。こういう景色が見たかった!歩いて来た甲斐があったよ。頂上の雪は6月まで残るらしい。 |
|
|
終点の富士山五合目まで登ってきた。バイクは大宮、品川、八王子など関東ナンバーばかり。地元の人はわざわざゴールデンウィークには来ないか。それ以外は福岡ナンバーが1台いた。 |
ゴールデンウィークの混雑振りは相変わらず。団体ツアーと思われる中国人観光客も多い。中国の人ってピンク系の派手なジャンパーを着ている人が多いからすぐにわかる。
登山装備をして頂上を目指している人もいるようだ。確かこの時期の登山は事前に登山計画書を提出していないと登れないと聞いた気がする。 |
|
|
富士山めろんぱん。何ともいえない形をしてるが、食べにくそう。
富士山が世界文化遺産になったのは以前聞いたことがある。ゴミやトイレ問題でなかなか登録されなかったが、徐々に改善していき、ようやく登録されたとか。登山者数が世界屈指だからね。 |
富士山五合目には郵便局まであるようだ。ここに住人はいないだろうから当然、観光用。ここから愛しの人にラブレターを送れば願いが成就する可能性はホンの少しだけ高くなる?(ならんならん) そもそも、今の御時世にラブレターなんてないんじゃなかろうか。LINEで告白だろうか。 |
|
|
富士山に関連する絵葉書も多い。多くの人が富士山をどのように捉えているか、個性それぞれでこの手のハガキを見ていると時間が経つのを忘れてしまう。 |
|
お腹が空いたので2階のレストランで開運赤富士ハヤシを頼んでみた。富士山を見ながら食べるハヤシライスはGOOD。見掛けだけではなく美味しくてあっという間に食べてしまった。 |
|
■ キャンプ場へ・・・> |
|
富士山を堪能していると時間が押してきたので早めに宿泊先を探す。今日は天気がいいのでキャンプをしよう。ただ、事前にキャンプ場を調べていなかったのでどこにキャンプ場があるのか、調べるのが手間だな・・・と思っていたら、ツーリングマップルにキャンプ場が乗っていることを思い出した。バイクが乗り入れできるキャンプ場「西の湖オートキャンプ場」へ。富士山を望めない分、料金も1000円と割安。 |
ここに来る前に電話で予約しておいたが、予約なしでも全然問題ないらしい。(ゴールデンウィーク真っ只中なのに)
受付をしたあと、対岸の浜辺へバイクごと降りる。湖側は既に多くのキャンパーがテントを張っていたので、人があまりいない道路側へ。確かにこれだけ広いと予約は不要だろうね。 |
|
|
相変わらずキャンプの設営が下手くそ。どうせ利用するのはボクだけなので関係なし。崩れなければいい。数をこなしていけば上手くなるとは思うが、年に1~2回しか利用しないからね。
コットの組み立ても慣れなくて相棒に手伝ってもらった。動画では組み立てるところを何回か見ていたんだけど実際にやってみると難しい。三現主義は大切やね。 |
テントを張った後は近場の「いずみの湯」という銭湯へ。
ここ、窓口の店員がまったく愛想がないうえ、値段も900円の割には銭湯自体もかなり古い。ホームページだけは立派なんだけどね。駐車場の雰囲気もいいから一見さんは騙されてしまいそうだ。 |
|
|
銭湯に入ったあと、コンビニに寄ってテントに戻る。コンビニ弁当なんてまず食べないのに、今回のツーリングでは結構コンビニ利用が多い。(今回の反省点かな。相棒がコンビニ好きだから・・・) テントの中で明日のルートを検討する。
ランタンを点けてラジオを聞いて御飯を食べながらルートを練る時間が一番幸せな時。誰にも邪魔されない状況で自然の中にいると汚れた心が洗い流されそうだ(笑)
|
|