■ 起床から昼前まで |
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今日は北海道小樽まで終日フェリー移動となる。小樽へは20:45着予定だ。
朝6時に起床。部屋は静かで熟睡できた。部屋から空を見ると曇りが多い。 |
バッグから荷物を出そうとしたとき、微妙に荷物が湿っていることに気づいた。中を確認するとバッグの底から雨が染み込んでしまったらしい。(気づかなかった)
荷物で湿って困るのはシュラフ。すぐにシュラフを取り出してクーラーをガンガンに効かせて片方のベッドに広げておく。これで北海道に着くまでに乾くはずだ。 |
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フェリーは現在、能登半島の北を走行中。
チャンネルを次々に変えていくと、2020年のオリンピックは東京で決定したとの情報が入る。そういや、世間の今週の話題はオリンピックで持ちきりだった。トルコのイスタンブール優勢と言われる中、よく東京に決まったものだ。
(ヨーロッパで2024年にオリンピックを開催したい思惑があったので東京に決まったという節もある) |
風呂に入ったあと、昨日のツーリングレポートをまとめていると、11時からカフェルームでビンゴゲームを開催するとの放送が入ったので早速行ってみる。カフェルームには既に大勢の人が集まっていた。一昨年はこんな催しはなかった。 |
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1等は船内で使える3000円の商品券。これが当たったら嫁と娘の土産に充てることができる。2等はアイスクリームやケーキ、3等以下はポストカードや記念タオルなど。1等以外はまったく興味がない。
ビンゴゲームが始まったが、ビンゴどころかリーチすら来ずにそのまま終了してしまった。土産の当てがなくなってしまった。 |
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■ 昼から夕方まで |
12時になったのでレストランに行ってみる。フェリーでは食事も楽しみの一つ。昼食はカフェテリア方式で自分の好きなものを選ぶのだが、フェリーは一品一品が基本的に割高なので、こういう場所ではレストランおすすめの丼系の品物を選ぶのが定説。
もちろん、から揚げやカレーなど、どこにでもあるメニューも基本的に避けるべき。 |
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新日本海フェリーおすすめの「イクラ鮭親子丼」(1280円)を頼んでみた。実はイクラはそれほど好きではないのだが、せっかくの船旅なのでレストランおすすめのものを食べたほうがいい。
味はとてもベター。わさびをすべて醤油に溶かしてしまったので若干むせてしまったが、鮭がウマかった。北海道で海鮮丼を食べまくりたい気持ちにさせてくれる一品だった。 |
食事の後、部屋で現在地を確認すると、既に秋田県から青森県の境にいた。一昨年も同じことで驚いた記憶がある。あと8時間半もあるのに既に北海道目前だが、北海道は広いので同じ道内でも目的地まで長い。
面積でいうと、四国の倍が九州、九州の倍が北海道、北海道の3倍が本州と覚えるとわかりやすい。北海道の人口は550万。(福岡県と大差なし) 北海道の人口は日本全体の20分の1だが、面積は日本全体の5分の1。数値で見るとスケールが大きいのがよりわかる。大体、道内間で空路があるぐらいだからね。 |
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テレビを見ながらゴロゴロしていたら、少し眠ってしまったらしい。16時過ぎに奥尻島が見えてきた。もう北海道圏内だ! |
明日の天気予報を見ると、道央、道北の天気は早朝は曇りだが、その後は晴れ間が広がるとのこと。昨日見た天気予報と大きな差異はなさそうで一安心。 |
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北海道の気温は九州より大体5℃~7℃ぐらい低い。ビンゴゲームのとき、フェリーの乗務員が北海道の簡単な説明をしていたが、大雪山などはこの時期に秋の気配で紅葉も近いとのこと。紅葉って普通、11月ぐらいじゃなかったっけ? |
17:48。既に夕焼け。北九州と比べると日の入りが早い。札幌で大体40分早いと覚えておけばわかりやすい。日の入りが早いということはそれだけ日中のツーリングに使える時間も40分少ないということだ。ただし、朝も40分近く日の出が早いのでトータル的な時間は同じなのだが、日の入りまで長いほうが得した気分になるのは気のせいか。 |
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■ 小樽港に到着 |
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夕飯は思いっきり手を抜いて売店で購入したワッフル。(これが結構好き)昼御飯を食べたあと、しばらくして昼寝したので、それほど腹が減っていなかった。
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そのうちに定刻通り20:45到着のアナウンスが流れ、20時半前に荷支度をしてロビーに出ると既に到着を待つ人たちで溢れていた。外を見ると小樽の街が見える。観覧車が綺麗にライトアップされていた。 |
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係員の指示に従い、車両甲板に降りてNinjaのもとへ。乗るときは気づかなかったが、バイクとバイクの間に結構隙間があることに気づいた。一昨年のゴールデンウィークのときは隙間なくキツキツの状態でバイクを停めさせられた気がする。ゴールデンウィークのときとはバイクの数が違うだろうから当然といえば当然か。
シートバッグを取り付けて、タンクバッグを付けて、ナビをセットして後は出発を待つだけ。歳甲斐もなくドキドキしてきた。
クルマが出たあと、バイクが出始める。ようやく北海道に入ることができた。 |
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■ 小樽で宿泊。夜の街へ |
今日宿泊するホテルは小樽駅近くの「小樽グリーンホテル」。実は金曜日に小樽周辺で手頃なホテルを探したところ、こことドーミーイン小樽のカプセルホテルぐらいしか空いていなかったため、こちらを選択した。ただし「喫煙ルーム」しか空いてなかったので、やむなく喫煙ルームを予約することに・・・。(ボクはタバコが大嫌い) |
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ホテルに到着後、向かいの駐車場にバイクを置くよう案内人に指示される。案内人の北海道訛りがすごくて短い言葉でも何をいっているのかほとんどわからなかった。結局、こちらから全部質問してYesNo形式で答えさせた感じだ。
フェリーを出て、皆、同じようなルートを走っていたが、このホテルに宿泊する人が多かったのだろう。駐車場は既に多くのバイクが停車していた。
一昨年に小樽に着いたとき、同じく小樽駅近くのホテルに泊まったのだが、小樽駅周辺を歩いていたときにバイクが沢山停まっているな~、と言った記憶があるが、そのときの場所が確かこの駐車場だった。 |
ホテルのロビーがライダーで混雑する中、何とかチェックインして部屋に入る。宿泊料は部屋ランクの割には少し高めでバイク駐車場代を含めて4,900円。ホテルを予約する際、備考に「禁煙室が空いた場合は禁煙室にしていただけると助かります」と記載したのだが、見事、禁煙室になっていた。ラッキー。
北海道のビジネスホテルは本州と比べると全体的に価格が高い。直前に宿を取ろうとすると、どこも高くてびっくりした。
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せっかくなので、少し外に出てみることにした。一昨年見た光景と同じでそのときの記憶が蘇る。あのときは相棒と「北海道って意外と寒くないね~」と話していたが、それが間違いだった事を翌日身をもって体験したことを思い出した。
道路の案内板を見たとき、北海道に到着したことを実感する。(笑)
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小樽運河にて。既に21時半を過ぎているので観光客は少ないが、カメラマンが客を求めてスタンバっていた。写真撮影をしてくれるようだが、写真は1枚1,000円するらしい。これを安いと捉えるか高いと捉えるのかはその人次第。ボクは一人で三脚を出して撮影するので関係ない。 |
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